AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 着エロアイドル物語

<<   作成日時 : 2006/03/08 18:44   >>

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着エロアイドルに会った。
生まれて初めて一緒に仕事をした。
だから何だ?と書いてしまうが、とにかく着エロアイドルなのだ。
最初で最後の邂逅かもしれないのだ。
だから、何って?何もないって・・・。

もちろんAVではない。
無論、アイドルDVDでもない(18禁以外の仕事なんて来ない!)
雑誌の付録だ。大勢でワイワイしゃべっただけだ。
しかし着エロアイドル、である(しつこいって?)。
しょっぱなの挨拶が、超高層シティホテルのラウンジである。
こんな所に自分がいる現実だけで、目眩がしてくる。
こんな場所で脱がないアイドルと挨拶を交わすだけで舞い上がってしまう。
僕はミーハーだ。世界のミゾグチ並に、”権威”に弱いのだ。
人前で決してマ●コを見せない女性が、ほとんど”神”に見える。
何とでも言え!
たまには、こういう気分も味わいたいのだ。僕は寂しい中年なんだ。

彼女は、当たり前ながら輝いていた。どういう個性という以前に、アイドルとしての被写体としての、波光を放っていた。
挨拶の笑顔が極上だった。グラビアでも映像でもない、命の灯った笑顔に久々出会えた気分だった。
僕はAV女優の三分の二から笑顔で挨拶されない。多くは気味悪そうな眼差しか、ほとんど無視か(その日もそうだった)、まともに目も合わせてもらえない。
それで立たせろ、それでイかせろ、ウチらにはプライドがある、か・・・・。
彼女は確かに僕の素性を何も知らなかった。AV男優であることも、女優イジメで食ってきたような男だ、とも。
だが、何も予備知識がないからの挨拶なのだ。白紙でお互いにヨロシクを交わし合うのが、ビジネス現場の基本と言えるのだ。
彼女はごく普通に挨拶してくれた。何の変哲もない出会いの形がそこにあっただけだった。
それが僕には新鮮なのだ。僕みたいな、世捨て人には、滅多に起こり得ない至福なのだ。
笑わば笑え。
どうせほんの一瞬の、透明なきらめき・・・・。
一粒の米に涙するのも、人間の有り様。
生きてて良かったと、何をもって感じようが、その純度に変わりはないのだ。笑顔に感謝出来る心がまだ残っていたことに、僕は生命の温度を感じ取るんだ。

とは言え、僕は着エロ界については、ほとんどド素人。
彼女の名前も全然知らなかった。
彼女のブログを見てビックリ。テレビ、雑誌、ラジオ、ネット、DVD、携帯サイト・・・大したものだ。世界は広いもんだ。
僕なんてAVだけ。ブログだけ。メールだけ。
別にそれで困っているわけでもないが・・・人生とは何だ。世の中を生きる、とは一体どういうことだ・・・。

部屋に入って、彼女は水着になった。オーソドックスなビキニで椅子に座り、様々なことをしゃべって笑って、驚いて、僕とも向き合って話した。
彼女との距離はおよそ40センチ?
素肌が間近にあった。若すぎる肢体が、手を伸ばせば簡単に届く位置を何の不自然さもなく占めていた。
AV女優もいる。僕がこの後、絡む女優もいる。
長い時間、そのことを忘れていた。
決して触れてはならない彼女の実体が、柔らかさと暖かさに満ちた肌理細かいふくらみの豊かさが、僕の意識をずっと、甘哀しい夕凪に浮かばせていた。

僕はAV女優を差別しているのだろうか。
AV女優を本当は軽蔑しているのだろうか。
しかしAV女優をまったく差別しない、と言い切れる人間がいるか。
AV女優をどんな状況であろうと、軽蔑しないと断言できる男がいるか。
AVそのものを絶対に否定しないと宣言出来る輩がいるか。
どんな人間だろうと差別しないと公言出来る者が、本当にいるか?
何がどう変わっても、他人を軽蔑しないと、天地神明に誓える俗人が、どこかにいるのか?

僕は彼女だから、こうして書いた。
彼女が着エロアイドルだから、こういう物語になった・・・なってないだろ?
昼間会って、夜別れただけ。
それでいいじゃないか。
彼女は僕にとって唯一の着エロアイドルになった。
ただそれだけで、もう構わないじゃないか。





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