AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 歌しか歌えなくなったガナリヤは〜

<<   作成日時 : 2005/07/16 17:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

カゼで声が出ない。どうせ電話などかかってこないし、話すひととてどこにもいないから、これはこれで構わないが・・・。
ここ何年か現場で体調が悪かったことは一度もない。言葉責めのときはいつも好調、女優を泣かせるときはいつも健康・・・・。
だからといって元々体力に自信はない。学校の体育の五段階評価はいつも2か1。高校時代、授業のマラソンで女の子二人組から笑われながら追い抜かれたことを今もしつこく記憶しているくらい・・・。
だから「AVアイドルを〜ヤジとイジメで犯しまくる2」では大誤算があった。
絡みも発射もなし、まあ無難かな・・・とんでもない、なんと愚かにも現場に来てやっと気がついた。相手は3人もいるのだ。一日に3連チャンの言葉嬲りなんて、男優歴17年にして初も初の激務じゃないか!
案の上、ひとり目にかかった時間はいきなり3時間・・・早くも死んだ。
ふたり目の、ああ言えばこう言う手強さに、一気にお鉢が増えて心底憎悪を込めて怒鳴りまくった・・・昼の弁当で持ち直したスタミナが、あえなく枯渇した。
三人目・・・喉が枯れた、声が変わった。締めを任され、ヤケも交えて自分ではなく女優にしゃべらせた、絶叫させた・・・。

だが・・・体力だけだろうか。この頃よく考える。カゼでまいっている今も、ピンピンしていた先週も、先月も、現場でも、結局僕はしゃべれない。いや、まともに自然に、ひとと会話できない。言葉がわかるように、理解してもらえるように、出て来てくれない。
そしてゾッとする事実に気がつく。
言葉責めしている時だけ、僕はまともな日本語を、理路整然としゃべっている。そのくせ普段の会話ではまるで吃っている。伝えたいことの六分の一さえちゃんとした日本語に出来ていない・・・。
三島由紀夫の「金閣寺」で主人公の吃音の青年僧はこういう意味のことを言う。
「英語とお経の時だけは吃らないんだ」
彼にとって英語は未来への希望、お経は深淵な癒し。
では僕にとっての、言葉責め、とは?女優に向けての罵詈雑言とは・・・・?
わからない。まだわからない。
確かなことは、言葉責めのときだけ、僕は生きている、揺るぎなく頑健な生のなかに立っている。泣いても笑ってもこの事実だけは、否定できない・・・。

このままで僕はどうなるのだろう。
青年僧のように三島由紀夫のように、犯罪、自刃というナルシスの極地に到達するのか・・・。
するはずがない。カゼくらいで死ぬの生きるのとわめき、来週の今頃はケロッとしてまたここに世迷い言を書きなぐっているはずの僕に、そんな栄光は・・・笑止・・・。

歌を忘れたカナリヤは・・・・・。
歌しか歌えなくなったガナリ屋は・・・・・。
死にたいよ。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
歌しか歌えなくなったガナリヤは〜 AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる