「KGF JAPAN」11.29新木場大会私録 「客は笑ってたわ(泣)」「笑わられたんじゃない。楽しんでたんだ」リング女子映画「カリフォルニア・ドールズ」より 本稿は、「KGF JAPAN ガールズリングフェスティバル vol,2 セカンド・バージン」11.29新木場大会にリングアナとして参加した僕の、極私的観戦体験記です。 生まれて初めてリング女子な… トラックバック:0 コメント:4 2014年12月07日 続きを読むread more
僕の閉会宣言・・・「501」遺文③ 「501」は終わりました。いえ、終わってはいません。でも司会者として勝手ながら、とりあえずの「閉会宣言」をさせていただきたいと思います。 ドキュメントAV「501」は一応終わった。 いや、一区切りついた。 されど僕の「501」は終了していない。 僕は総合司会者だ。 そして開会宣言を行った以上は、閉会宣言もまた責… トラックバック:0 コメント:4 2014年07月15日 続きを読むread more
"ドキュメント"に出る・・・「501」遺文① ドキュメントAVに出演します。タイトルは「501」。僕は来月、そこで生きます。 ドキュメントAV・・・・・。 過去何本、僕は出演しただろうか? 現在入手可能そうなものをざっと挙げてみると・・・。 V&Rプロダクツ 「ジーザス栗と栗鼠スーパースタースペシャル」シリーズ 「ブラックジーザス栗と栗鼠スーパースター」… トラックバック:0 コメント:5 2014年06月13日 続きを読むread more
魂はひとつ・・・「燃えよ!カンフー」詩録 "あなたは自分の弱さから人を殺そうとしているんです。許す強さを持てないのですか?" 本稿は、2005年8月12日の記事の拾遺編である。 僧は、腹違いの兄ダニーを探し求めて、ランキンという男の牧場を訪ねる。その息子ブレックは、なぜか僧に敵意を剥き出しにしながらも、ヤツはもうここにはいない、と答え、ダニーが残していっ… トラックバック:0 コメント:3 2014年05月24日 続きを読むread more
ひとりで・・・「燃えよ!カンフー」詩録 "運命には偶然の入り込む余地はない。お前が右の道を選ぼうと左へ行こうと、行き着くところまでは行く。そしてそこが我々の運命なのだ" 僧は積年の想いの末、ある街で腹違いの兄ダニー・ケインの存在を知る。 だが彼は、街の有力者コルビノの無法と争ったために、賞金付きで追われる身となっていた。 兄の逃亡先を探るためにコルビノが興… トラックバック:0 コメント:2 2013年06月13日 続きを読むread more
邪(よこしま)が産む・・・「燃えよ!カンフー」詩録 「魔術のようなものがあるんですか?」「戦争や飢饉は?病気や死はないかね?欲望や憎しみや恨みはどうだ?」「あります。でもなぜ?どこから来たんです?」「人間が作ったものだ。邪念が産み出したとも言える」 僧は偶然訪れた街で父方の祖父ヘンリーの死を知らされる。 一人で住んでいた小屋で火事による焼死だと聞かされたが、保安官から… トラックバック:0 コメント:0 2012年07月06日 続きを読むread more
己を許す・・・「燃えよ!カンフー」詩録 「悩みは誰にでもある。はたから見れば愚にもつかぬことで悩むのが人間だろう。しかしそれを自分で解決せずに、他の者の力を借りようとすれば、悩みはますます深くなるばかりだ」 ランカスター大尉の若妻エミーを、クロスと言う商人の狼藉から助けた僧は、エミーの落としていった太い乗馬用の鞭を拾って驚く。その柄に刻まれていたのは、僧の記… トラックバック:0 コメント:0 2012年04月30日 続きを読むread more
この道より・・・ 今年・・・もうすぐ終わろうとしている。 僕は生きてしまった。 どうしてか、生きていてしまった。 何のために・・・誰かのために・・・・? 1月 「無能の人」(91年 竹中直人監督・主演) こういう映画を見てから始めた2011年。 無能は変わらない。 後ろ姿は変わりばえしない。 「人間の条件」第一部第二部第… トラックバック:0 コメント:2 2011年12月29日 続きを読むread more
男優私録・その三 デビュー作について書く。 あの「ジーザス」について書く。 そしてごく最近の現場についても。 僕はもう22年も男優なんだ・・・・。 「少女時代 悪夢」 88年 映研 僕の初絡みAV・・・といっても当時のこととて、もちろん擬似である。 いきなり昼過ぎ、エロ本編集者時代に知り合った某AV監督からTEL。 「これから… トラックバック:0 コメント:3 2010年12月15日 続きを読むread more
運命への逆らい・・・「燃えよ!カンフー」詩録 「君は師の言いつけに叛いてもいいと教わってるのか?」「叛きます。先生が間違っている時には」「私も一個の人間だ。苦痛も怒りも、悲しみも感じる」「誰が、運命を非難できるでしょうか?」 僧は、とある鉄道工事現場で働こうとするが、そこにいる老人の工夫ハンに、他へ行った方がいい、と止められる。 ハン「何か暗い影がここには感じられま… トラックバック:0 コメント:1 2010年08月18日 続きを読むread more
男優私録・その一 男優をやってると色々な目にあう。様々なものが見える。どうでもいいことを考える。 そんな"日記"から。 多分、続く。 死ぬまで男優だから。 「顔面パンチ二連発!」 レイプの現場で、女優に平手打ちされたことはある。 蹴られたこともある。 噛み付かれたり、引っ掻かれたこともある。 しかしグーパンチをもろに顔面に食ら… トラックバック:0 コメント:1 2009年06月22日 続きを読むread more
デビッド・キャラダインの言霊・・・「燃えよ!カンフー」詩録 "生まれついての役?いや、それは否定する。絶対にね。私は私自身だ。だろ?" 「燃えよ!カンフー」DVDボックスの特典映像から、主演の僧ケイン役デビッド・キャラダインの発言を拾ってみる。 享年72歳・・・。 「わしが復讐しなければ誰がする?」 僧「誰も」 「無力のちから」(2005年8月5日付)より。 "興味深… トラックバック:0 コメント:4 2009年06月06日 続きを読むread more
自身という名の"作品"・・・「燃えよ!カンフー」詩録 「もう、あの人はいません」「いや、そこにいる。力の限りを尽くし、才能を傾け、やっと仕上げた"作品"だ。単なる記念碑かな、それともあの人自身か?」 僧は、幼い頃生き別れになった兄を写真に撮ったという老写真家ゴーモントを訪ねる。 早朝の山中、河岸にカメラを据えるゴーモントと僧。 ゴーモント「今朝は光線の具合は完璧だ。だが… トラックバック:0 コメント:2 2009年05月29日 続きを読むread more
魂と真(まこと)・・・「燃えよ!カンフー」詩録 「自分の真(まこと)の姿を見られずに、人目を気にするのは愚かしいことだ!」「真の姿はどうすれば見えますか?」 僧は、マイチと名乗る清国人で盲目の女予言者を訪ねる。 僧「マイチ・・・」 マイチ「・・・私を呼ぶのは誰の魂なの?」 僧「魂?私はちゃんとここにいます、目の前に」 マイチ「それが魂なのです」 僧「なぜですか… トラックバック:0 コメント:2 2009年02月20日 続きを読むread more
案心立命・・・・「燃えよ!カンフー」詩録 "自らを卑しめよ・・・迷いを忘れて案心立命を得ん・・・地に芽生え、母より産まれいづるもの、全てと己を帰一せよ・・・久遠の静けさに戻ろうを得ん" 僧は、ならず者の白人一味に追われていたアパッチの戦士オスカイをかくまう。 オスカイ「肌の色、あいつらと違う」 僧「私は、中国人です」 オスカイ「中国人はもう何度も見てるが、あんた… トラックバック:0 コメント:3 2009年01月12日 続きを読むread more
AV男優、を見た 「生涯AV男優」を見た。 やっとの想いで見た。 そして今はカラッポになった。 自分なんかを見るなんて・・・やっぱり、こんなものだった。 この映画(8月19日の日記参照)を、僕は監督からもらったDVDで見た。 9月15日のアテネフランセでの上映会は、やっぱり行けなかった。 よりにもよって、その日に限って、AV男優の仕事が・… トラックバック:0 コメント:2 2007年11月21日 続きを読むread more
「生涯AV男優」 僕を撮ってくれたドキュメンタリー映画が公開される。 タイトルは、「生涯AV男優」。 僕が付けたタイトルではない。 僕ならさしずめ・・・どう付けるだろう? 己自身に・・・・何を下して・・・。 映像専門学校の学生さんが撮ってくれた自主映画だ。 来月、「映画美学校映画祭2007」という催しで上映される。 今回は20分の短縮課… トラックバック:0 コメント:4 2007年08月19日 続きを読むread more
水のように保つ・・「燃えよ!カンフー」詩録 「運命とは定まったもの・・・身を任すしかない」 これは過去に紹介したエピソードからの拾遺編である。 本編の方は「運命に這う・・」(2005年10月31日)を参照していただきたい。 幼き日、少林寺への入門時のこと。 門の前で沢山の貧しい少年達が一週間待ち続けるが、さらに待つよう僧侶から言われる。 どしゃ降りの中でも立って… トラックバック:0 コメント:0 2006年11月11日 続きを読むread more
悪という自画像・・「燃えよ!カンフー」詩録 「恥を感じる心がなくては、誇りを感じる心もまたあり得ないのだ。絶望を知らずに喜びを感じることは出来ん。我々の中に善があれば、必然的に悪も存在するのだ」「悪などない方がいいのでは?!」「それでは人間そのものを否定せねばならん」「滅ぼさなくてもいいのですか?」「己自身を滅ぼすのか?悪とは何か・・・それがなくては人間そのものがあり得ぬ存在だ。… トラックバック:0 コメント:2 2006年09月19日 続きを読むread more
まだ死んではいない・・「燃えよ!カンフー」詩録 「君が自分の命を、無駄に捨てるのを見てはいられない」「俺が、自分で選んだ道だ」「真実を尊いものとする私の信念に対する侮辱だ」「・・・」「君に対して、勝負を申し込まねばならん」 僧は、かつて少林寺で共に学んだ男チェンイーとの再会を予感する。 チェンイーは優れた彫刻家でもあったが、問題のある性格で、ある日、僧のことを高僧が”アリンコ… トラックバック:0 コメント:0 2006年08月07日 続きを読むread more
こころの病い人~暗い言葉しか浮かばないあなたへ~ こんにちわ。 雨ですね。本当によく降りますね。 寒くてたまりませんか。ジメジメして、気持ちが萎えきってしまいそうですか。 雨も泣いてるんです。 あなたの心に雨が降りしきっているのです。 暗い言葉しか出ない、あなた。 暗い考えしか浮かばない、あなた。 それを責めることだけは、やめて下さい。 そんな自分を嫌うことだけは、… トラックバック:0 コメント:2 2006年07月21日 続きを読むread more
一年たった・・番外集計版。 またまた、一年たった、である。 せっかく過去のデータを見直したついでに、ちょっと気になった回について書かせてもらう。 一応、予想外にアクセス数の多かったヤツばかりだ。正直、こんなものが・・・の気分なのだ。 「天井よ、またお前か・・」(2005年8月26日) 人気ベストで堂々18位に入ったコレだ。 AVネタオンリーにあって唯… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月17日 続きを読むread more
肉体が、棄てる。 久々にトレーニングした。いつものようにサンドバックを蹴った。 そこに僕の肉体はなかった。 すさみ果てた、ガラクタの四肢が、無様にヨタっているだけだった。 体調は可もなく不可もなし、だった。 寝不足でも食べ過ぎでも、余るほどのストレスもなかった。 それなのにストレッチの時から様子が違った。 とにかく固い。普段の半分以下にし… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月15日 続きを読むread more
一年たった・・・。 一年経った。 ブログを始めて、とうとう丸一年経ってしまった。 それだけのことだが、何も考えないわけではない。 僕は一年もまた生きてしまった。それは結局、空しいだけの月日だった。 昨年の今日、僕はこんな文章を書いている。 ”ブログを作った・・・今日もひとりだった。誰とも口をきかなかった” 一年後の今日、僕はこの文章に書き加… トラックバック:0 コメント:2 2006年07月12日 続きを読むread more
選択という忍耐・・「燃えよ!カンフー」詩録 「人はそれぞれ友達を、そして敵を選ぶ権利がある。あるいは愚かしい選択をするかもしれん。しかしそれを決めるのは、その人間自身だ。それによってどういう結果を招こうとも、選んだ人間自身が耐えねばならぬことだ」 僧はジョニーという青年を助けたことから、鉄道爆破を企てる農民グループの一味とみなされ、彼等と共に追われるハメになる。 そのグル… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月11日 続きを読むread more
昭和枯れすすき ”踏まれても耐えた そう傷つきながら 淋しさをかみしめ 夢を持とうと話した 幸せなんて望まぬが 人並みでいたい 流れ星みつめ 二人は枯れすすき” 甘い歌である。未練たらしい、俗まみれのアナクロな詩である。 馬鹿馬鹿しくなりそうな気分が、しかしなぜか切ない。 演歌が、怨歌に昇華される寸前の、不器用な稚拙さが、どうにも棄てがたい… トラックバック:0 コメント:2 2006年07月09日 続きを読むread more
24歳の犯罪。 24歳の男が殺人を犯した。彼は働いていなかった。 24歳の僕は、エロ業界に入っていた。僕にはたまたま、殺したい相手がいなかった。 僕は23歳から働き始めた。背広を着、地下鉄を乗り継ぎ、いくつかの職場をほとんど一か月単位で辞めていた。 「文章に関わるような仕事には就かない方がいいよ」 ある先輩からそう言われた。半年後、僕はエロ… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月08日 続きを読むread more
本当に生きる、とは・・映画メモ「化石」 75年 監督小林正樹 原作井上靖 出演佐分利信 岸恵子 井川比佐志 宮口精二 宇野重吉 一代で大手建設会社を築いた社長の一鬼は、休暇でフランスに滞在していた。 妻に先立たれ、二人の娘はとうに嫁にやり、彼は一人だった。 ”一人だな、と思った。自分はこの世に一人っきりであるというようなことを、一鬼はこれまで思ったことはなかったが、… トラックバック:0 コメント:2 2006年07月07日 続きを読むread more
どこで咲こうとも・・「燃えよ!カンフー」詩録 「たとえばこの百合の花だ。種は風にのって運ばれていく。どこに落ちるか、それこそ風の吹くまま、運次第だ。ある者は肥えた土に落ち、あるいは人に手入れをされ、大きく育ち、美しく咲く。荒れ地に落ちた者は、大方死ぬだろう、しかし、なかには荒れ地でも、山の上や崖っぷちでも、健気に生き長らえて咲く者もある。岩の間で、思いがけず一輪の百合を見い出した時… トラックバック:0 コメント:0 2006年07月02日 続きを読むread more
ズレまくりの世事 世を上げてサッカー一色である。 僕はまったく興味がない。 いつの間にこんな世の中になってしまったのか。僕はズレまくったまま、今日も漂っている。 元々ブームとやらには、疎い。 携帯もパソコンも、WWEもエビちゃんも、すべて一段落ついてから試し始める始末。 騒がれていると嫌なのだ。根本的に天の邪鬼なのだ。 よって僕がサッカー… トラックバック:0 コメント:0 2006年06月22日 続きを読むread more