テーマ:「燃えよ!カンフー」

死に絶えるべし・・「燃えよ!カンフー」詩録

 「愛とは何ですか?」「愛とは、調和だ。響き合うことだ」 本稿は2005年9月3日公開記事の拾遺篇です。 高僧「海の向こうに何があると思うのだ?」 僧「見たことのない父の国があります・・・私につながる遠い過去があります」 高僧「では、いつか訪ねて行くのだな」 僧「過去を訪ね求めることは良いことですか…
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魂はひとつ・・・「燃えよ!カンフー」詩録

"あなたは自分の弱さから人を殺そうとしているんです。許す強さを持てないのですか?" 本稿は、2005年8月12日の記事の拾遺編である。 僧は、腹違いの兄ダニーを探し求めて、ランキンという男の牧場を訪ねる。その息子ブレックは、なぜか僧に敵意を剥き出しにしながらも、ヤツはもうここにはいない、と答え、ダニーが残していっ…
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誰にも!・・・「燃えよ!カンフー」詩録

"カイコは身を護ろうと一心に糸を引く。でも出来上がった繭はカイコの墓なんです。あなたは憎しみの糸を摘む・・・その繭はあなたを苦しみから救ってはくれない" この稿は、2005年8月5日の記事の拾遺編である。 僧は、自分を手込めにし妊娠させた北軍兵士ストレートを捜し求めるアニーという年若い娘を助ける。 だが…
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ひとりで・・・「燃えよ!カンフー」詩録

"運命には偶然の入り込む余地はない。お前が右の道を選ぼうと左へ行こうと、行き着くところまでは行く。そしてそこが我々の運命なのだ" 僧は積年の想いの末、ある街で腹違いの兄ダニー・ケインの存在を知る。 だが彼は、街の有力者コルビノの無法と争ったために、賞金付きで追われる身となっていた。 兄の逃亡先を探るためにコルビノが興…
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こころの病い人"どうしていいか分からないあなたへ"

どうしたらいいのか分かりません。 すべてが。 あらゆる現実が。 夢が。生が。祈りが。 あなたもそうですか? あなたの魂が、ずっとそうですか? ひとつの命が奪われても、鼻歌ですまされる時代です。 傷つけられた者に、さらなる我慢を強いて、すべて丸く収めるのが現代の教育だそうです。 誰が悪いとか言ってはいけないらしい。皆で…
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邪(よこしま)が産む・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「魔術のようなものがあるんですか?」「戦争や飢饉は?病気や死はないかね?欲望や憎しみや恨みはどうだ?」「あります。でもなぜ?どこから来たんです?」「人間が作ったものだ。邪念が産み出したとも言える」 僧は偶然訪れた街で父方の祖父ヘンリーの死を知らされる。 一人で住んでいた小屋で火事による焼死だと聞かされたが、保安官から…
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己を許す・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「悩みは誰にでもある。はたから見れば愚にもつかぬことで悩むのが人間だろう。しかしそれを自分で解決せずに、他の者の力を借りようとすれば、悩みはますます深くなるばかりだ」 ランカスター大尉の若妻エミーを、クロスと言う商人の狼藉から助けた僧は、エミーの落としていった太い乗馬用の鞭を拾って驚く。その柄に刻まれていたのは、僧の記…
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いえ、人間です・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「なぜ?なぜ殺すんです?」「(こいつは)人殺しだ!」「あなたもそうなるんです、殺せば」「俺は羊なんかじゃないんだ!!」「あなたは望み以上のものを学んだんです。自分の力を知った。自由を。何が足りませんか?」 僧はある海岸の村で、偶然恩人の息子と出会う。 彼マテオの父は、かつて清国で、まだ少林寺に入門する前の幼児だった僧…
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永遠を見る・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「ねぇ・・また、目を閉じて」「・・・」「私が見える?」「目を閉じて?」「そう、目を閉じて」「・・・あなたが見えます」 老師「永遠か・・・その意味は大変難しい。長いロウソクもいつかは燃え尽きるし、少なくとも千年はもつように造られたこの寺の石の壁でさえも・・・時が経てば、ほうっておいても砂に戻ってしまう。私がこの少林寺の館…
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運命への逆らい・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「君は師の言いつけに叛いてもいいと教わってるのか?」「叛きます。先生が間違っている時には」「私も一個の人間だ。苦痛も怒りも、悲しみも感じる」「誰が、運命を非難できるでしょうか?」 僧は、とある鉄道工事現場で働こうとするが、そこにいる老人の工夫ハンに、他へ行った方がいい、と止められる。 ハン「何か暗い影がここには感じられま…
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弱さの幻影・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「私は死にたくないんだ。やっと分かった。ほんとは、死への恐怖が、私の弱さだったんだ」 「誰でも、死ぬのは怖いさ。"死んで名誉を守る"、そういう伝統は、少林寺にはない。君が心配している弱さは、架空のものだ・・・・・信じるんだ!」 少林寺時代、僧は盟友フーが鍛冶屋に発注していた特性の矛を受け取りに、彼と二人で村へ下りていた。…
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導きに死なず・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「・・・もう何も教えません。あなたが持っているものは解毒剤ではなく、他の毒でしょう?」「何を言うんだ、私がこれだけ言ってるのに信じないのか?!」「信じさせたければ、あなたが自分でその薬を飲んでみせて下さい」 少林寺時代、まだ少年だった僧は、時の皇帝に、日本の能を見せようとした老師のお供として宮殿を訪ねる。 だが、死期迫っ…
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デビッド・キャラダインの言霊・・・「燃えよ!カンフー」詩録

"生まれついての役?いや、それは否定する。絶対にね。私は私自身だ。だろ?" 「燃えよ!カンフー」DVDボックスの特典映像から、主演の僧ケイン役デビッド・キャラダインの発言を拾ってみる。 享年72歳・・・。 「わしが復讐しなければ誰がする?」 僧「誰も」 「無力のちから」(2005年8月5日付)より。 "興味深…
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自身という名の"作品"・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「もう、あの人はいません」「いや、そこにいる。力の限りを尽くし、才能を傾け、やっと仕上げた"作品"だ。単なる記念碑かな、それともあの人自身か?」 僧は、幼い頃生き別れになった兄を写真に撮ったという老写真家ゴーモントを訪ねる。 早朝の山中、河岸にカメラを据えるゴーモントと僧。  ゴーモント「今朝は光線の具合は完璧だ。だが…
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魂と真(まこと)・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「自分の真(まこと)の姿を見られずに、人目を気にするのは愚かしいことだ!」「真の姿はどうすれば見えますか?」 僧は、マイチと名乗る清国人で盲目の女予言者を訪ねる。 僧「マイチ・・・」 マイチ「・・・私を呼ぶのは誰の魂なの?」 僧「魂?私はちゃんとここにいます、目の前に」 マイチ「それが魂なのです」 僧「なぜですか…
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案心立命・・・・「燃えよ!カンフー」詩録

"自らを卑しめよ・・・迷いを忘れて案心立命を得ん・・・地に芽生え、母より産まれいづるもの、全てと己を帰一せよ・・・久遠の静けさに戻ろうを得ん" 僧は、ならず者の白人一味に追われていたアパッチの戦士オスカイをかくまう。 オスカイ「肌の色、あいつらと違う」 僧「私は、中国人です」 オスカイ「中国人はもう何度も見てるが、あんた…
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恵みを受けた人・・・「燃えよ!カンフー」詩録

「どうして、これがわかったの?」「それは私が怖れてないからだ・・・夢を見る・・・呪いじゃない。恵みだ」 僧は精神病院から脱走し、崖から転落しかかっていた若い白人娘を助ける。 少林寺の少年僧だった頃、幻覚に怯えて暴れる男を、老師が優しくなだめていた光景を僧は回想する。 男に眠れる薬を飲ませた老師はこう言って男を送り出す。 …
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魂の導き・・「燃えよ!カンフー」詩録

「人を愛したことはないの?」「愛することは、耐えることです」「・・・・耐えること」 オープニングナレーション "歩く時は軽く確実に、薄紙を踏むつもりで足を運ぶ。 修行を積み、少林寺の教えを身につけた者は、探しても目には見えない、聞いても耳には聞こえない、触っても指に感じない。 しかし容易いことではないぞ。薄紙はクモの糸の…
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水のように保つ・・「燃えよ!カンフー」詩録

「運命とは定まったもの・・・身を任すしかない」 これは過去に紹介したエピソードからの拾遺編である。 本編の方は「運命に這う・・」(2005年10月31日)を参照していただきたい。 幼き日、少林寺への入門時のこと。 門の前で沢山の貧しい少年達が一週間待ち続けるが、さらに待つよう僧侶から言われる。 どしゃ降りの中でも立って…
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道を求めて・・「燃えよ!カンフー」詩録

「十分生きて初めて立派に死ねるんです。あなたの命は生きたい、と叫んでいる。だからまず・・・生きることだ」 旅の途中、僧は、甲鉄馬車と呼ばれる金銀を運ぶ堅固な馬車を強奪したマクバーニーという男と知り合う。 彼は無学で粗野な毛むくじゃらの大男だったが、根っからの悪党ではなく、スー族出身で病身の妻アンナを生まれ故郷に運ぶために、一時的…
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悪という自画像・・「燃えよ!カンフー」詩録

「恥を感じる心がなくては、誇りを感じる心もまたあり得ないのだ。絶望を知らずに喜びを感じることは出来ん。我々の中に善があれば、必然的に悪も存在するのだ」「悪などない方がいいのでは?!」「それでは人間そのものを否定せねばならん」「滅ぼさなくてもいいのですか?」「己自身を滅ぼすのか?悪とは何か・・・それがなくては人間そのものがあり得ぬ存在だ。…
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死の眠り、死の目覚め・・「燃えよ!カンフー」詩録

「年をとるごとに人は死ぬことを考える。死を受け入れることも容易くなる。それでもなお恐ろしさは残る。死がどんなものか、分からぬからだ」「・・眠って・・目覚める・・それだけです」 僧は、同じ鉄道工事現場で働いていた友人リー・トムの死を彼の恋人キムに伝えるために、清国街を訪れる。キムの父ウー・チャンは、その街を影で支配する秘密結社の総裁…
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まだ死んではいない・・「燃えよ!カンフー」詩録

「君が自分の命を、無駄に捨てるのを見てはいられない」「俺が、自分で選んだ道だ」「真実を尊いものとする私の信念に対する侮辱だ」「・・・」「君に対して、勝負を申し込まねばならん」 僧は、かつて少林寺で共に学んだ男チェンイーとの再会を予感する。 チェンイーは優れた彫刻家でもあったが、問題のある性格で、ある日、僧のことを高僧が”アリンコ…
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一年たった・・不人気集計版。

さて、ワーストテンである。これはもう、語るに落ちる。 「燃えよ!カンフー」詩録! 一番思い入れを込め、刻むように書いているのに・・と言って誰が知ろうか?誰が振り返ろうか? (公開一週間前後はアクセス数が変動するので、今年7月7日以前の集計分からである)。 1「動かぬ水となれ・・燃えよ!カンフー詩録」(2006年2月5日) …
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選択という忍耐・・「燃えよ!カンフー」詩録

「人はそれぞれ友達を、そして敵を選ぶ権利がある。あるいは愚かしい選択をするかもしれん。しかしそれを決めるのは、その人間自身だ。それによってどういう結果を招こうとも、選んだ人間自身が耐えねばならぬことだ」 僧はジョニーという青年を助けたことから、鉄道爆破を企てる農民グループの一味とみなされ、彼等と共に追われるハメになる。 そのグル…
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どこで咲こうとも・・「燃えよ!カンフー」詩録

「たとえばこの百合の花だ。種は風にのって運ばれていく。どこに落ちるか、それこそ風の吹くまま、運次第だ。ある者は肥えた土に落ち、あるいは人に手入れをされ、大きく育ち、美しく咲く。荒れ地に落ちた者は、大方死ぬだろう、しかし、なかには荒れ地でも、山の上や崖っぷちでも、健気に生き長らえて咲く者もある。岩の間で、思いがけず一輪の百合を見い出した時…
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向かい合う真実・・「燃えよ!カンフー」詩録

「自分が見えるか?」「あまりにもはっきりと・・自分以上の者になりたがったことが、恥ずかしくてなりません」「賢人は言っている。縮むものは、まず広がらねばならぬ。破れるものは、まず強くなければならぬ。投げられるものは、まず持ち上げられねばならぬ。受け取るには、まず与えねばならぬ」 僧は馬車の中で発作を起こした令嬢ドーラを治療したことか…
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心の力・・「燃えよ!カンフー」詩録

「あなたは生きてる」「それが何になる?」「それが、すべてです」 僧は、ヒルクイスト鉱山と書かれた馬車を襲った清国人の三人組と出会う。 殺人は行わず金(きん)だけを奪った彼等は、仲間にならないかと僧を誘う。彼等は自分達の金山をヒルクイストら白人に暴力でもって横取りされたことから、自らも銃を持ち、金を奪い返していると言うのだ。国…
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勝者が産む悪魔・・「燃えよ!カンフー」詩録

「人のマコトの姿とは何ですか?」「人には三つの姿がある、といわれる。本人の考える姿、他の者が見る姿、そしてあるがままの姿だ。そのうちのどれがマコトの姿かな?」「あるがままの姿です。でも本人が自分のことを誤って考え、他の人も間違っている場合、誰がマコトの姿を見分けるのですか?」「どの時点のマコトの姿だ?人は生きている、そして日毎に成長して…
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掟の心・・「燃えよ!カンフー」詩録

「わしはお前達二人に悪いことをした」「どんな?」「掟の言葉ではなく、その心を守ることが一番大事なことなのだ。それを教えられなかったことだ」 僧は、かつてテキサスでお尋ね者だった男フィッシャーと偶然一緒にいたところを”テキサスレンジャー”クライド・マクネリーに逮捕されてしまう。 マクネリーの父イェンダーはその非情な取り締まりでテキ…
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