つれづれに・・・日記のように・・・

少しは日記らしく書いてみよう。
誰も読んではいない。
誰に見せるわけではない。
それが日記・・・。

寒い。
とにかく寒い。
どうしてこんなに寒くなってしまったのか。
現場では皆、Tシャツ一枚である。
僕ひとりだけ、4枚も重ね着して、まだ寒がっているのである。
冷房に伸びる手が恨めしい。
すぐ窓や扉を開けようとする血色のいい腕が、呪わしい。
僕はこんなカラダになってしまった。
ほとんど一年中、暖房なしでは生きていけない体質に堕してしまった。
僕はもう、まともに生きていけない。
当たり前の格好をして、生活をこなす自信も基盤もない。
僕は何をそんなに震えているのか。
何を恐れて、何に怯えて、何に伏して、僕はこごえた人生にぶら下がっているというのか・・・。

裸になれない男優。
脱ぐのが何より怖い、AV男優・・・。

先日、牛乳浣腸を浴びた。
天から振り撒かれてきた白濁液を頭からかぶった。
おそらく数々の映画やVシネでロケされたであろう栃木の砕石場。
僕はクレーン4台に囲まれていた。
地上30メートル近くに吊るされた女の子たちの真下に、たった一人突っ立っていた。
僕は踊っていたのだ。
大スペクタルAV撮影で、絡むでもイかせるでも、縛るでも射精するでもなく、太陽とAV女優と、縄とコンドームのまっ逆さまの元、僕は奇声を上げて乱舞していたのだ。
僕の仕事は今や間違いなく、そういうものになっている。
恥じる気は毛頭ない。
誇りを感じる矜持も、もちろんない。
是非を越えるのが人間の成れの果てだ。
どんな美しい御仁も、ご立派なお方も、浣腸しようがしまいが、出さなきゃ生きてはいけないのだ。
僕はまだ生きていたから浴びた。
行き着く果てに飢えているわけではないが、僕はもう、のたうつしか、何も見えてきやしないのだ。

また言われた。
「愛人って、どう思います?」
カレとの不倫か・・・僕は人畜無害な愚痴相手か・・・。
僕と大して歳も変わらないその男は子供二人で離婚はせずに、関係だけ継続希望。
女は迷いつつ、やっぱり好きか、別れたくないのか・・・。
僕には子供もいない。
離婚しようにも妻もいない。
そして愛人もいない。
恋人も友達も、セフレも知人も顔見知りも、いない・・・。
いる奴には腐るほど余るほど、いるいる、いる・・・。
僕はまた、たかが電話する相手さえ、一人もいなくなった。
どうせ"死にたい"・・・と、書いても・・・・ただの"更新"だ。
読んでもらえない。
信じてもらえない。
分かってもらえない。
何もして、もらえない・・・・。
こういう人間って、どう思います?

日記は遺書にもなる。
遺書も日記になる。
ただの・・・・・・。

尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)
筑摩書房
尾崎 放哉
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 尾崎放哉全句集 (ちくま文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


"つれづれに・・・日記のように・・・" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント