AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 男優私録・その五

<<   作成日時 : 2013/08/03 18:52   >>

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"俺か・・・俺は人間という人間に腹を立てている男さ。そのくせ、俺も人間なんだ"
映画「眠狂四郎殺法帖」より




つぶやき風に・・・思い起こすままに・・・。

久々のナチュラルな美乳に驚嘆した。
豊胸全盛なんて以前に書いてしまったことがあったが、まだまだ自然界の力には敵わない。
見事な大きさ、若々しい張り、底無しの柔らかさ・・・。
されどカノジョの肌は、繊細と呼ぶには痛々しいほどの脆弱さだった。
綿ロープさえ受け付けられない、漂白透明過ぎる薄氷ぶり。
一度引退して、また戻って来たカノジョの、それは運命だろうか、因果だろうか。
カノジョは声も低い。
"女優"としても、オンナとしても?あまりに儚い・・・。

職業としてのAV女優は・・・変わったのだろうか。
改善されたのだろうか。
認知されたのだろうか。

長い長い、僕でも困惑しそうな複雑セリフを完璧に言えなかったと、泣き出した企画女優がいた。
詳細な内容も、その過酷さも、充分説明されず、大袈裟に言えば"警告"も与えられないまま現場に臨む単体女優。
いくら迫力あるレイプシーンのためとはいえ、噛んでも殴ってもいいと監督に言われるまま、そのとおりに躊躇も計算もなく、"暴力"に走ってしまうNG無しの新人女優。
一方、撮影前の監督からの指定を無視し、自分だけの勝手な解釈のまま現場で自己主張するベテラン女優。
カノジョ達はAVを知らない。
AV女優こそが、実は最もAVというものを・・・・分かっていない?分からされていない?
当たり前だ。
所詮は、野郎共の産物なのだから。

働かない夫のために?AVに出ている女の子がいる。
喧嘩の際、男はこう罵ったそうな。
"お前がAVなんかに出てるから・・・"
これがオスの本音です。
世の中の、絶対の権力です。
男社会だから。
野郎共の我欲天下だから。

自殺だのクスリだのと騒がれるや否や、待ってましたとばかりにカノジョ達の肩書きは変わります。
昨日までの"セクシータレント"、"セクシーアイドル"が、堂々の"AV女優"。
同性の書き手ほど、こう決め付けます。
"AVなんかに出てるから・・・"自殺する?クスリやる?ビョーキになる?
目障りで仕方ないのでしょう。
"おねだり妻"の座を狙っているオンナ達にすれば。
まさに"恥"、"最低"、"やってられないよねぇー!"。
オトコの側になびくことが一番の早道であることを、AV女優ではない彼女達の方が、誰よりも熟知しているのです。

一方で、結果を出せなかった場合でも、売れてさえいれば擁護されます。
本人が頑張ったと主張すれば、周りは全て味方です。
しかし時にはそれを決して許さない現場もあります。
間違ってるのはどちらでしょうか?
甘いと言われても仕方ないのは、どっらの主張でしょうか?
そして僕の仕事は、どういう姿勢に立とうと、カメラの前ではカノジョ達を全面否定することです。
本当に頑張っている女の子には、あえてこう言います。
「どうしてそこまで頑張るの?自分のやってること分かってるの?なぜそんな馬鹿馬鹿しいこと恥ずかしいことが出来るの?そこまでしてカネが欲しいの?そんなことにしか頑張れないような人生送ってて、情けなくならないの?」
頑張ったと訴えるばかりで結果を残せなかったことに開き直っている女の子には、こう言います。
「プロなら結果が全てだろう?頑張るなんて誰でも出来るだろう?幾らかかってると思ってるの?自己管理も女優の仕事だろう?こんなことで済まそうなんて、どうしてこの仕事受けたの?覚悟も何もなしで、期待したファンに申し訳ないと思わないの?」
これが僕の役目です。
監督が、ユーザーが、つまりはオトコ社会そのものが、僕に求めている"綺麗事"なのです。
あとは女優が泣くだけ・・・。
それを未だに分かってもらえない場合もあります。
しかも内部から。
御同業?から。
カノジョと親しいもので?
人気女優なもので?
また仕事もらいたいもんで?
別に構いません。
土台、人の現場に・・・見てもいない現場に・・・。
決めるのは誰でもありません。
世の中とやらが好きにするでしょう。
女優も男優も監督も・・・ただのヘンタイ、いやヘイタイです。
使い捨てです。

生き方は、人それぞれ。
そして誰もが、己の職業に誇りを持ち、いかめしい肩書きで飾りたがります。
○○道だの、○○学だの・・・。
女性という女性をカネにしか例えないイケメンがいます。
性格より容姿より、とにかく財布を預けてくれるかどうか、その中身が幾らかでしか判断しないモテモテ人生。
彼の"人生哲学"を聞かされていると、「そのうち刺されるよ」と余計なお世話を言いたくなります。
けれど彼には絶対の自信があるのでしょう。
俺を刺すオンナなんていない!
俺を恨むオンナなんかいない!!
俺を否定するオンナなど、いるわけがない!!!
かと思えば海外でひたすら遊びまわっている輩もいます。
アジア、ヨーロッパ、北欧・・・撮りまくった写メを現場で嬉々として披露しています。
さらには、毎晩のように自宅にGKを連れ込んでいる売れっ子もいるとかいないとか・・・。
それもこれも彼らの生き方。
誰が否定出来るでしょうか。
彼らを世間にカッコよく伝えようとしているのは、やっぱり女性の書き手達です。
かくなる現象?は元々、AVなんてメじゃない次元でとっくにメジャー級の伝統?とされています。
昭和を代表する思想家が、妻に度重なる堕胎を強いていた話。
愛人を囲い、女郎買いに明け暮れていた"悲劇の○カン"。
一級の人物と称えているのは、やっぱり女流の人です。
生き方とは、結局"虚飾まみれのエゴ"でいいのでしょうか?
"キレイ事"がまかり通るのが、何かを護るということなのでしょうか?
そこに群がる、そこを堅持する誇り高きオス社会というヤツは、AVからどれだけ離れているつもりでしょうか?

またヘアメイク嬢にシカトされました。
なぜ、でしょう。
僕は誰の敵なんでしょう。
つぶやくつもりが・・・要するに愚痴でした。


「博打打ち 総長賭博」(68年 山下耕作監督 笠原和夫脚本 鶴田浩二主演)という映画の最後のセリフです。

「てめえのために皆死んだ・・・今度はてめえの番だ!」
「!・・・てめえ、叔父貴分の俺に向かってドスを向けるのか?て、てめえの任侠道ってのは、そんなものなのか?!」
「任侠道?そんなものは俺には無ぇ!俺は・・・ただのケチな人殺しだ・・そう思ってもらおう!」

そして映画の中では"正義のヒーロー"である主人公が、"悪党"である叔父貴分を成敗します。
けれどバックに流れるナレーションでは、このような判決文が入り乱れます。
"無期懲役二処ス"・・・"私怨ヲ交エ"・・"匕首ニテ殺害セル"・・・"悪質凶悪ナ犯行デアル"・・・・。
今の僕なら、さしずめこう言うでしょう。
果たしてどんなナレーションが被さるのか・・・似たようなものでしょう。
"終身刑ニ処ス・・・私怨ニ溺レ・・・悪口ニテ罵倒セル・・・悪逆非道ナ犯行デアル・・・・"

「男優道?そんなものは俺には無ぇ!俺は・・・ただのケチな助平野郎だ・・・そう思ってもらおう!」







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