AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 男優流オンナ論

<<   作成日時 : 2006/06/27 19:41   >>

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二人の男優がしゃべっているのを聞いた。オンナに関する話である。
素人とカネ。
そこにAV女優はいなかった。

一人は素人の女性と付き合っている。といっても会ったのはまだわずかに二回。
合コンみたいなところで知り合い、最初のデートでイタした、らしい。
男優氏は別にそんなつもりはなかった。たまたまスポーツ観戦に誘っただけだったのだが、初めて見る大競技場での大試合に彼女は大興奮し、その勢いのまま・・・。
彼女には一応付き合っている人がいるらしい。それでもヤってしまった。
男優氏が強引に引っ張り込んだのではない。
どうする?君が決めて・・・と囁かれているうちに二人はラブホへ。
最初は恥ずかしがって服もなかなか脱ごうとしなかった二十代半ばの女。
男優氏は慌てず騒がずジックリジックリの前戯攻撃で、徐々に徐々に・・・。
結局素人娘は完全陥落。こんなにヨカッたの初めて・・・って、そこはプロだ。
「ナメんなよ!」
ただAV同様、セックスの続きとやらはなかなかに曖昧模糊たるを禁じ得ない。
彼女は今、付き合っている男と旅行中とか。前から約束していたから、とメールしてきたらしいのだが、さてどんなものだか・・・。
もっとも男優氏には別に何の焦りも嫉妬もない。むしろゲーム感覚で彼女との関係がどうなっていくか、余裕しゃくしゃくで楽しんでいる。
とにかく素人女性のカラダを開かせた達成感だけで男優氏は大満足なのだ。それは何百何千本のAVをこなそうと決して味わえない男としての根源的な充足感だ。
男優氏にとってのオンナとは、AV女優以外のオンナ、となるのかもしれない。
仕事としてのセックスは、まさに仕事そのものとセックスしているだけの行為、いや交尾なのかもしれない。
男優氏はその日もダブル現場のチ●ポ便だった。その合間に届く素人女からのメールを大して期待することもなく、悠々とつまみにしていた。

さて一方の男優氏は失礼ながら徹底した拝金主義者だった。
とにかくオンナはカネ。カネのためのオンナ。
性に目覚めた頃からオンナに不自由した記憶がない、とサラリと言ってのける一見ホスト風。
彼はカネのないオンナにはまったく興味がない。逆にカネさえ持っていれば、デブでもブサイクでも全然関係ない。
彼がオンナにカネを使うのは最初だけだ。つまり出会いの場にふさわしい格好を整えたり、いきなりその子のために大枚はたいてショックを与えてみせたりする時のみだ。
あとは一切金を持たない。何のことはない、オンナの方がすべて出してくれるどころではない。
あなたに任せるから、とデートのしょっぱなに財布丸ごと、女が彼に渡してしまうのだ。それが女にとって最高の至福である、と思わせてしまうのが、彼の人生訓なのだ。
この世は金、そしてオンナはカネ。
彼はおよそ女性に何らかの感情を抱いたことがない、という。
恋愛なんてものはおろか、女性を同じ人間として意識したことさえ、ないのかもしれない。
だから来るものは拒まず、去るものは追わず。
されど途切れたこともない、カネづるのオンナたち・・・。
彼は目的のオンナをゲットするための努力なら決して惜しまない。
下調べや、身なりや、探索の労を厭うことなどオンナでメシを食おうと思うのならまったくのナンセンス。
彼にとってAV女優も無論、カネでしかない。
そのカネだけのためにひたすら働いて働いて、その日の現場が無休の連続三十日め・・・。
そんなに稼いでどうするのだろう?
彼にとって仕事以外のセックスなど、もし存在しないのだとしたら、その先には一体何が待っているのだろう?

二人の男優。
一人は素人に心酔し、もう一人はカネに人生を捧げている。
AV男優だから、人一倍素人女に興奮する。
AV男優だから、仕事としてのセックスを何の感情の迷いもなく、毎日機械的にこなして稼ぐ。
彼等に共通することは、AV女優を女としてまるで見ていないことだ。
それこそ心ある生き物としてすら、見つめようとする気がてんでない、という事実だ。
AV女優を人間として見てはならない。好きにも嫌いにもなってはならない。
あくまでモノ、仕事上の対象物、己の役目を果たすためだけに存在する作業用具。
それでこそプロ・・・・と言い切ってしまうのは、どこか空しくないか・・・。
AV女優だってそうだ。
男優を人間とは見ない。ただのモノ。ビジネス上の機材。己のエロを表出させるためだけに用意された、自動性具。
こんな男女がプロフェッショナルに構築しているだけのAVファック。
一切の感情を排した、肉体マシーン同士の無機質なる取っ組み合い。
それでも人は見るのか。
こんなものでも人々は求めるのか。
大勢の素人が安からぬ貴重なカネを注ぎ込んで、見世物に徹した人工の性を、拝むようにありがたがっているのか。

所詮は娯楽。
映画も芝居も、プロスポーツも同じこと。
しかしだとしたら、人間のあみ出す芸とは一体何だ?
男と女が協力して作り上げるあらゆる感動や興奮とは、どのようなものと受け止めたらよいのか。
すべてが空しい、とも言える。
はかない幻想でしかない、と見棄てることも出来る。
けれど人間はそうしてこなかった。
特に性の商品化、見世物化に関してはいかなる時代の変遷にも衰えることなく、執拗な行軍にとどまることを知らなかった。
カネのためか。
素人としての自分の生活を維持するためか。
人は素人としての生活を守るためにプロになる。
素人という一見最もナチュラルな人間の生きざまのために、カネの亡者、仕事のサイボーグとなる。
AV男優もAV女優も当たり前の人間にすぎないのだ。
普通の人々だって、生きるために己のAVを売っているのだ。
僕は誰も責められない。否定も出来ない。
ただ・・・やっぱり切ないだけだ。
僕がAV男優であろうとなかろうと、生きることは、それだけで僕には悲痛すぎるのだ。

それにしても彼等はなぜAV男優なのだろう?
連日のハードワーク、素人とじっくり付き合うヒマもなさそうな。
スポンサー女だけではやっぱり生活費には不足するのか、連夜の肉体労働。
人間はなぜ働くのだろうか。
人はどうして必死に金を稼ごうとするのだろうか。
誰にも答えられないのかもしれない。
それがこの世に生まれてしまった者共の、哀れな習性かもしれない。
AV男優はどんな状況でもボッキする。
人はどんな運命に見舞われようと、カネのために立ち上がる・・・。
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