AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS AV女優新堂有望チャンのカムバック

<<   作成日時 : 2006/04/10 19:02   >>

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新堂有望チャンがカムバックした。チャンなんて現在の彼女には失礼だろうが、何せ僕の知っている新堂有望は十三年前の彼女である。
新堂有望チャンは十八歳だった。僕は三十二歳の、ミス・エロチカ(?)だった。

「チョットだけよ」(93年 アリスジャパン 監督長谷川九仁広)。
彼女は特撮物オタクのAV女優という設定だった。ゴッドマンという三十路ヒーローに憧れるあまり、画面の中へ吸い込まれ、悪の軍団に追い回されたり、ヒーローと念願のエッチしたり、そこへAV監督がハメ撮りしにやって来たり、とにかくブッ跳びまくりのストーリーで、健気なヒロインを演じていた。
シナリオ原題は”英雄本色”。
特筆すべきは彼女の演技力だ。
CS放送あたりのミニドラマに出てるバッタアイドルなんて目じゃない。
うまいのだ。ナチュラルに巧みなのだ。
内容が内容だけにクサいか、オバカか、のセリフオンパレードだというのに少しの照れも言い澱みもない。
すべてが本気。溌剌にしてノリノリの大きな芝居ぶり。
当時の彼女はほとんどがドラマ物だった。彼女なりの女優志向もあったのかもしれない。
それにしても演技に関しては素人だったはずだ。それがあの堂々たるハジケっぷり。無手勝流とでも言うべき等身大の発散。
彼女は一生懸命女優していた。その若さ溢れるピチピチした美肌や肢体よりも僕の新堂有望チャンの記憶は、それ一色だった。

では、かく言う僕は何の役で男優していたか。
男優ではないのだ。いや、男の役ではなかったのだ。
ブロンドヘアのカツラ、バカでかい付け鼻、黒のボディコンに網タイツ、ヒールにムチ、そして胸パッド・・・人呼んでミス・エロチカ。
悪の女王なのだ。全編裏返った嬌声での怪鳥芝居なのだ。
絡みはなし。
真っ昼間の新宿中央公園をこの格好で走って叫んで、飛び回って喚き散らして・・・。
「親には見せられんのぅ・・・」
通りすがりのオッサンに言われた。人除けなどまったくなく(あえて映り込みを狙っていたのだ)背景にはサラリーマンからカメラ片手の外国人観光客までゾロゾロゾロ・・・。
彼女とのマトモな会話などなかった。新堂有望チャンにとって、僕は終始ヘンなオジさんだった。

やけに記憶が鮮明じゃないか、と言われそうだが、僕はこの作品を持っているのだ。十三年間の封印を遂に今、解こうとしているのだ・・・まさか。
とは言え、事実として僕の手元にこのビデオは存在している。
”チョットだけじゃなく本当はたくさん欲しいの ねぇ、もっと私を見て 燃えつくすように、ねぇ、私を付いて、息もできぬほど”
これ、パッケージのコピー。
写真は表紙が白いランジェリー、あとはすべて裸の絡み、アヘ顔オンリー。
内容はまったく紹介されていない。ヒーローもかぶりものも全然写っていない。
これで当時レンタルした人の多くは中身を見るや、呆れかえって楽しんだか、サギだぜこりゃー!と唸りながらも、悔しオナニーしてみせたか・・・。
現在なら特撮ヒロイン物も立派にAVのいちジャンルとして確立しているが、当時はまだまだ営業サイドの理解は得られなかったらしい。
よってタイトルを含めて、平凡極まる単体エロビデオ仕様。
十年早かった幻のカルトシネマ?
彼女は写真写りで大分損していた。映像栄えする、喜怒哀楽の瞬間こそ最大に魅力的な、やはり女優だった。
僕はナマで動く彼女が一番好きだ。
真夏の汗だくの撮影にも音を上げなかった、キャピキャピしっぱなしの新堂有望チャンこそが、十三年前、最も輝いて見えた。

その彼女がカムバックしたという。タイトルはズバリ「復活!本番解禁!!生中出し!!!新堂有望」(ケイ・エム・プロデュース)。
アイドル路線で売っていた彼女が、やがてレイプ物に出ていることは後で知った。
風俗情報誌でその姿を確認した時は正直、愕然とした。
彼女はオール疑似のAV女優だった。本番も指入れもNG、フェラもゴム付きだったはず(当時の単体なら常識的な条件だ)。
女優を辞めてからの彼女はセックスを仕事にした。無数の男達を射精させて今日まで逞しく生きてきた。
しかしまさか十年以上も続けていたとは想像もしなかったが・・・。
三十歳になった彼女は女優として、芝居ではない、本物のセックスを撮られるのだ。ソープ嬢では恐らくやっていない、膣内射精をカメラの前で披露するのだ。
彼女は今も明るく、元気な子だろうか。
貫禄を身につけた彼女に、今度はミス・エロチカを体当たりで演るような女優魂?が、残っていてくれてるだろうか・・・。
十八歳の新堂有望チャンは現場でこんなことを言っていた。売れっ子スターとして取り上げられるようになった自分のことを
「私、もうペーペーじゃないもん!」
と、無邪気に微笑していた。

ちなみにこの「チョットだけよ」、税込15、244円なり。
60分物である。絡みは三回、いずれもお腹発射である。
いい時代だった。みんなあの頃は、まだまだ若くて、子供だった・・・。

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