AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

アクセスカウンタ

zoom RSS こんなワタシでも〜完結編〜

<<   作成日時 : 2006/02/08 20:02   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

もう、完結編にした。こうでも銘打たないと、終わらなくなりそうだった。
「ババア!〜こんな私でもAV出れますか?〜」(90年 監督芳賀栄太郎 マスカット)である。
一度で沢山だった。それなのに続編にも出てしまった。こうして思い出したくもないままに、また書いているのだった。南無・・・。

第二弾に関しては、かなり記憶が曖昧だ。
何しろ、僕は出演全作品について、それなりの記録ノートをとっているのに(どこぞの実験屋さん達とは大違い)この続編についてだけは、データがないのだ。
捏造するつもりなんて、ない。
欠番扱いにして封印する気持ちもない。
つまり、なかったんだ。本当はこんな撮影、あり得なかったんだ。
これから書くことは僕のただの妄想だ。無かった方が世のため人のためになる、そういう苦し紛れの残像だ・・・?嘘つけ。
それくらい悪夢だったわけだ。第一弾で心底コリゴリの、呪われた、迷妄だったのだ。

そもそもなぜ、僕はその現場にいたのか。
まったく覚えていない。騙された記憶もない。
多分・・別の撮影とのカップリングだったのだろう。この業界ではよくある、掟破りの二本撮り、三本撮り?
では、単に前作が話題になったからの続編企画か、というとそれだけではないみたい。
どーも、あのババアさんのダンナがゴリ押ししたらしい。
このダンナ、当初は恋女房?のAV出演には相当渋っていた、とか。監督は出演交渉に随分手こずっていたという噂。
ところがギャラがポーンとキャッシュで入った途端、態度豹変。
他に仕事ないのか?ええ?ないのか、ないのか?ええ!?
連日の電話攻勢。
監督も正直、うんざりしつつの、二本目撮影と相成ったらしい。

しかしここでとんでもない救世主が現れたのだ。
カレがいたから、このおぞましき企画も、性懲りもなく、スンナリ進行したのだ。
カレの名は、素人応募男優。
何と!前作を見て、あのオバサンとぜひ絡みたい!そうメーカーに自ら電話してきた史上最強のチャレンジャーが実在したのだ。
僕はAD氏にそう聞いて現場に入った。
そしてまたまた、ぶったまげた!
どうせ類は友を呼ぶ、同種のマニア系キモ野郎タイプのお出ましだろう、とタカをくくっていたら・・とんでもハップン!(古い!五十年前の流行り言葉だ)
何という美青年?!
今で言うイケメン、つうよりは、ジャ●ーズ系、もっと言えるぞ、ジ●ニーズJr、そのものだったのだ。
若い!可愛い!瑞々しい!
こんな汚れのなさそうな、ボウヤくんが、どーしてババア?なにゆえオフクロさん?!

されど人間に貴賤なし。
性愛に、国境・・じゃなかった、種族・・でもなかった・・とにかく、分け隔ても理屈もヘチマもなし。
VTRスタート。
始まっちまった。本当にヤッちまった。
アルプスの美少年と、昭和十年生まれのおっ母さんとの、究極の激愛FUCK!
凄かった。言葉もなかった。
キスも前戯も、照れも遠慮もなし。
紅顔坊やはオフクロさんの股間に一直線、ひたすらむしゃぶりついた。
大仏ママは極楽気分で大股開きのガマガマ喘ぎ、ただただ年下君の頭を優しく朴訥に撫で回していた。
これが延々続くのだ。
まったく別の展開に発展しないのだ。
性の起源か、人類の性典か?
ヨガるマリア、かしずく王子。
あの、君達・・いい加減、ハメないの?
聞ぃーちゃいない、わかっちゃいない、こいつぁ、AVさえもかなやしない。
二人の世界だった。天下御免の、純愛ドラマ”キモいソナタ”極まれりであった。(御両人、雑言の数々、お許しのほどを・・)

この後何がどーなったか、僕の辞書にはない。
我がAVバイブルからは、綺麗に見事に抹消されている。
今度こそ僕が一切絡まなかったことだけは、確かだ。汁男の役目さえ果たさなかったことも、間違いないのだ。
じゃあ本当に(しつこいようだが)なぜ?なぜ僕はそこにいたのか?
二十世紀最凶の母倅ファックを、どうやってあんな間近で、僕はしかと見届けていたのか。
いや、見届けてはいない。
やっぱり逃げた。今度こそは逃げおおせた。
記憶にないのだから。
前後の流れがまったく脳裏から、幽飛してしまっているのだから。
「事実なんだろうな・・・」
一億円貰ったって、忘れるらしいのが人間だ。
センセイだってそうなのだから、まして僕はしがないAV男優だ。
あり得ないババア物に二本も出演してしまった、アホ男優だ。
とにかく見た目ズバリ言うわよ系と、飲酒謹慎系の、怖れを知らぬ”究極愛”はしかと映像化された。
そして十五年経った今、テープは散逸し、幻のケッ作としてAV史に・・カケラも残っていない。
地獄に堕ちたのかな?

ちなみにこの時のADさんは、知る人ぞ知る、現在のギャルショッカー総統?あの地獄女史その人。
カントクにもこういう苦難の時代があったのだ。キャットファイトより、手に負えない、素人マニアの凄さにきりきり舞いさせられていた歴史があったのだ。
何せ、一作目で大遅刻した(待ち合わせの出口を勘違いしていのだが)ババア求めて住所辿れば、これがとんでもない老朽ゴミゴミアパート超密集地帯。
カスバかアイリン、タコ部屋もどきの怪しき群居ゾーン、怖いよ、不気味よ、さっぱり分らん、表札はおろか、アパート名から部屋番もありゃせん、どこが出口か入り口か、こんなところにホントに人が住んでるのかしらん、オヨー!ゴソゴソ、人の気配か、暗くて分らん、真っ昼間だってのに、光が差さん、世間が見えぬ、ここは日本か、ヤミ市、地獄の黙示録かいなー!

ふう、完結した。
何のオチもないが、とにかくこれ以上、書くことはなくなった。
十五年前ともなれば色々ある。
現在では想像もつかないようなことが、AVのみならず、起こりまくってくれる。
携帯もなかったのだ。パソコンもなかったのだ。地震も偽装もなかったのだ。
ぶっかけも、中出しも、入れ乳も・・・・すべてが変わっちまったのだ。
それでもやっぱり言える。
こんなワタシでもAV出てます。
今だに、生きて、AVやってます。

AVに出れない人なんて、もういないのだ。
人間である限り、生きている限り、誰でもAVに出れる権利と資格があるのだ。
基本的人権。
社会的責任(てなタイトルのAVも当時はあったよなぁ・・)。
素晴らしい。
こんな素晴らしい現実、他にないじゃーないか?!







テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
こんなワタシでも〜完結編〜 AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる