AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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<<   作成日時 : 2006/02/15 19:21   >>

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先日書いた食に関する話題の続編である(ネタ不足で遂に安易な、引っ張り戦略に走ったって?)
AV現場にだって食はある。AVならではの、グルメ文化がある(ホントかよ?!)。
腹が減っては、アレもヤれぬ。ひもじいままでは、イくのもしんどい。
人間は食う生き物だ。男も女も、しょせんは喰い合いの果ての、サバイバルだ。

撮影現場の定番といえば昼の弁当だ。
メニューのカタログ片手にAD氏が一人一人律儀に聞いてまわる誠実派もあれば、問答無用、三四種類頼んで、早い者勝ち、さあどうぞ、とお任せにしてしまう効率派もある。
昨今は弁当屋も飽和状態のようで、スタジオ備え付けのカタログも色とりどりに山積み。
もっともココはまずい、コレは食えんとやたら詳しい、いやさウルサイお方が必ず一人はいらっしゃって、結局大筋では個人主導になってしまうのは致し方のないところか。
僕が選ぶのは大体和食系、あるいは幕の内系。
とは言え、焼肉、トンカツ、しょうが焼き、中華にカラアゲ、ハンバーグ・・・と肉と油オンパレードに染まってしまうことも少なくはなく、そういう場合は安全パイ(?)でカラアゲオンリー。
これでも食えるようになったのだ。
三十代の頃は絶対的なヘルシー派で、一人、野菜スープとチャーハンですませたりしていたのだ。
肉食べるの?
今だに古い付き合いのスタッフから毎度毎度そう言われてしまう有り様。
アスリートごっこは、もうとっくにやめましたのさ。

昔はファミレスが多かった。悪くて出前だった。随分豪勢に昼食タイムを楽しんでいたわけだ。
昨今はとにかく慌ただしい。DVD特典とやらで撮りまくらなければならない。
ぶっかけなんぞが定番だから、予算もかさんで仕方がない。
もっとも”つなぎ”と呼ばれるオニギリ、サンドイッチ、お菓子の類いはやはり撮影隊の隠れた生命線。今も昔もおろそかには、されていない。
僕みたいな精神科系男優は、たった一個のオニギリ、ほんの一粒のチョコレートに随分助けられた。ウーロン茶や缶コーヒーで、たびたび息をつないだ。
ドキュメントの現場はスタミナが命だ。
どういう展開になろうと、しぶとく喰らいついていける持久力と、尽きせぬサドの泉が必携だ。
実際、昼食抜きで丸々十二時間撮り続けたこともある。
いや、カメラは回っていないのに、僕と女優の神経戦だけがしつこく続いていた、なんてことさえある。
メシなんて考えていられない。空腹に傾いた方が、敗北を迎える。
まったくの時間無制限バーリーテゥード。
しかしここまで極端ではなくとも、記憶に残る現場ほど、昼食のセレクトなど覚えていない。腹が減ったという記憶すらない。
それで数時間に及ぶ真剣勝負。
こうでなくては、いけない。
僕みたいな偏向男優は、ここまでジタバタしなければ、ロクな成果に辿り着けない。

ところで、性の商品化たるAV作品において、よもやの「食」というテーマを最初に取り上げたメーカーは、何といってもV&Rプランニングさんだ。
ウ●コハンバーグ、ウ●コわんこ、ウ●コ握り寿司、オシッコ流しソウメン、ゲロ宴会・・・・・書いてるだけで目眩がしてくる。
こういう現場で実際の食事はどーなるのか?
別に普段と何の変わりもないのだ。僕等一般人、じゃなかった、その方面のシロート衆への特別な御配慮など、てんでないのだ。
撮影である以上、すべては香盤次第。進行状況任せ。つまりは天の采配。
しかしどっちが前後だろうと結局のところ大した変わりはない。
食後すぐのスカ撮り・・・もどせってのか?ゲロも撮るってのか・・事実、女優陣はよく吐いちゃうのだ。当然それも撮るのが天下のV&Rなのだ。
僕は幸い・・・いやヤバイ時もあった。そのテの撮影に限って、せせこましい台所や御座敷なんかが多いのだった。つまり逃げ場がない。あのニオイから、あの強烈無比なる、延々追いかけてくる異臭地獄から・・・泣きの密閉、無情の網走監獄窒息編・・何度も寸前保釈に助けられたものだ。
じゃあ、食前ならば・・・そこで食えるか?
ついさっきまで、モリモリブリブリやらかしてた、ほんの十畳ほどの地下室あたりで・・・ではメシにしまーす、はい弁当でーす、お好きなのどうぞ・・・・って・・・ここで?あそこで?消臭剤まみれの、このスカ現場跡で・・・美味しく楽しく食いねぇ食いねぇってか?・・・。
これが食えるのだ。
どーしてか食えてしまうのだ。
女優はもちろん無理。つうか気を使って外の車中あたりでどうぞ。
野郎共はお構いなし。みんな食べるのだ。床スカ浸水・・かどうかはともかく、スタッフも男優も、もちろん僕もありがたく食していただくのだ。
食うことに変わりはない。
何を食おうが、おいしいと感じれるのなら、疑問を抱くことはない。
こんな問答があった。
ウ●コでできたアンコと、アンコそっくりのウ●コと、どっちを食いたいか?
ほとんどの人が、どういうわけか、即答出来ない・・・。
いつどこで、どう食おうが、気にしなければ、本当に開き直ってしまえば・・・怖るるに足りないはず。
これは通過儀礼だ。V&Rのみならず、AV人種としての脱皮の儀式なのだ。
禁断の実のつもりで、迷わず食っちゃうアダムとイヴ・・・僕等も神の子になれるのだ、その名もウ●子・・・ウ●コ?・・・アンコ?・・・マ●コ?・・・ああ、もう、やめたぁ!

しかし僕がこの業界に入って最も極め付けにマズかったメシ、と言えば・・・AVではない。テレビだ。天下の地上波放送だ。
およそ十数年前、僕はある深夜番組に出た。AV男優を七八人集めてのトーク番組(司会が確か、ルー何とか)。
生放送だった。夜十時くらいに六本木の局に集合して、まずはメシが配られた。
五目御飯の弁当。
とんでもなくマズかった!
どこの店から注文したのかは確認しなかったが、とにかく食えたものではなかった。
てんで味がしなかった。メシはコリコリ、オカズと呼べそうなものもパサパサのガリガリ。
よくぞこれだけひどい味に仕上げられるものだと、馬鹿負け・・するにはやはり腹が立った。店もそうだし、こんなもので済ませる局もそうだし。
どうせAV男優だから・・・とまでひがむ気にはさすがにならなかったが・・・ホントにマズくて、呆れ返った。
あれ以上の悪食には今後もまずお目にかかれないだろう。

食と性。性欲と食欲。
けれどこの両雄、やはり並び立つとはいかないようだ。
満腹では仕事にならない。
絶頂の後ですぐには食えない。
食ったら、喰わないことだ。
ヤったら、ガッツカないことだ。
AV現場は粗食で充分。
豊かな性に満ちていれば足りるのだ。
飽食の彼方に、桃源郷はあり得ないのだ。




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