AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 偽オーディション、その三・・あー言えばコーマン女優

<<   作成日時 : 2005/12/10 19:50   >>

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「偽オーディションに集まった女優達をコワモテ監督達が身も心もブッ壊す!」(監督ばば★ざ★ばびぃ ナチュラルハイ)の第三章である。
今回は妙に明るいノリでスタートする。歌なんか歌ったリする。女優がやけに楽しそう。屈託なくニコニコしている。
こんなんでいいのか。いいはずがないのだ。

明るく人なつっこい性格、と言えば聞こえはいいが、本当にイイ子と、そうでないコは確実に分かれてしまう。
悪いコではない。ただ噛み合わないのだ。会話すればするほど、醒めてくるのだ、イラついてくるのだ、ムカついてくるのだ。
何より、こちらがそういう気分にだんだんなってきていることに本人がサッパリ気ずいてくれない。まるでこちらを見ていない。交流していない。
こういうタイプが何人かに一人、必ずいる。どういうわけか、紛れ込んでくる。
時代が産んだ一種のコピーか。若い女の、ちょっとしたメンタルスタイルか。
いずれにしてもこういう手合いは、泣かせるしかない。問答無用でわからせるしかない。
自分の軽薄さを、己の未熟さを、その無意識なる罪深さを。
思い知らせてやるしかない。

カラオケBOXでもカレシとヤってたってんで、知ってる歌を歌わせてみる。電マを当てながらだと、さすがに苦笑いして歌えなくなる。
十九歳。まったくの初面接。
よくしゃべる子だった。物怖じしている様子は全然なかった。少々調子良過ぎるくらいだった。案の定、AVとは?と聞かれて、こんな風に答えた。
「ロマン」
ろまん?
見れるけど、触れない?
好きになっても男優にはなれない?
あくまで見るだけで楽しむ世界?
なんじゃそれは?
そんな程度のことでロマンなんて大仰な単語を持ち出すセンスってどうだ。ロマンという意味がわかっているのか。適当に思い付きで当て字して、さも自分の哲学とでも鼓舞してみたいのか。
もう一気に崩れた。情けなくなるほどの墓穴掘りだった。要するに・・・いや、まだわかっていない、てんでこの子はわかっていない。見事なまでの無理解のまま、次はこんなことを言うのだ。ロマンと口にした時と同様、照れのカケラも見せず、こう言ってのけるのだ。
「私、将来ネコになるんで・・・」

ネコ?
ねこ?
猫?
聞いてるこっちが恥ずかしくなる。幼稚園児でもこんな事言うか。クラス中の笑い者になりゃしないか。
しかも言うだけ言って、じゃあモノマネを、と指定されると、やらないのだ。なってる過程だの、猫は気まぐれなんでだの、ニャアニャア鳴く猫なんていないだの、ネコのくせにとにかくよく逆らう。一言言われると二言目の前に反論する。それも自分の理屈を、勝手な御託を、元も子もなくなるような事ばかりを、ヘラヘラしながら並べてみせる。
ネコのくせに素直じゃないのだ。自然な受け答えが、てんでないのだ。
あー言えばこー言う。あれしろと言われりゃ、これだから出来ないとばかりぬかす。
もう限界だった。僕にはお話にならなかった。これ以上黙ってるわけにはいかなかった。

僕は極めて常識的なことを問いかけてみる。
AV出たような女を、誰が猫みたいに可愛がってくれるか?
カネ欲しさに(彼女は友達がAV出て、車を買ったのが羨ましくて出演を決心したらしい)人前で好きでもない男とセックスするようなオンナが、どうやって優しい御主人様に愛されて飼われるような、ネコになれるか?
当たり前の討論を求められると、このテの女は、まず黙り込む。人には滅多に言われないような、間違いのない真実を突き付けられると、決まって頑に口を閉ざす。そのうち涙目で、暗い表情に固まる。
女に言葉はない。普段、まるで縁のない思考からにじみ出る言葉なんて、こういう女には一つも用意出来ていない。
出て来るのは結局、不愉快さを誘発する返事だけ。相手の神経を逆撫でする、グダグダのヘ理屈だけ。そんな自分の致命傷に、おぞましい悪癖に、彼女は徹底して気がつかない。なんで私がそんな風に言われるのか、どうしょうもなく理解出来ない。

猫のオナニーがヘタクソで、サッカーボールぶつけられて、キレた監督に髪つかまれて、女はとうとう職場放棄する。そこを捕まり、大泣きしながら、なおわけのわからない注文を繰り返す。開脚見せろ、と言われると左右じゃなくて前後だから、とか、フェラしろ、と言われても朝から汗かいてきてる人のなんて嫌だとか・・・。
まず開脚でも何でもやってみせればいいのに。それでいいか悪いか聞けばいいのに。
いくら初めてでも現場でパンツ一丁の男優がシャワーも浴びてないはずないのに。そんな信頼さえ持たないでノコノコ面接なんて来なきゃいいのに。

もう最低だった。やるのも、しゃべるのも論外ってことで、電マ責めになったが、もはやすっかり反抗的でしかない女は、全身で抵抗した。男五人がかりで四苦八苦しつつの、さえない強制電マ。こういう時に限ってひ弱なメンバーが揃った汁男部隊。
まあそれだけヤバイ雰囲気に満ち満ちた状況だったのかもしれないが、僕は平気だった。監督のカットがかからない以上、これくらい何てことなかった。
すべてはオンナが悪い。
ああだこうだと、自己チューな理屈ばかり次から次へと、ちっとも仕事しないくせに、AVはロマン?将来はネコ?
冗談じゃなかった。ふざけるのもいい加減にしろ、だった。ここまでコケにされて、電マくらいでギャーギャーわめくな、だった。
実際、女は暴れまわった。コンクリの上で危ないっつうのに手足を出鱈目にバタつかせてうなり声を上げた。だから僕は教えてやった。そんなにイヤなら監督に一言、やめて、止めて、と言えば終わるよ、と親切に知恵を授けてやった。
そうなんだ。僕はその一言を待っていたんだ。もうこんな女優うんざりだった。触りたくもなかった。口もききたくなかった。
だから早くとっとと言ってほしかった。監督のカットをひっぱり出してほしかった。
簡単なことじゃないか。
だのにこの女はそれすら普通に言えないのだ。何も難しくない当たり前の言葉が出てこないのだ。痛い痛いとわめくばかりで、ほんの目の前の常識に、さっぱり気がつかないのだ。
呆れ返るとは、このことだった。自分からドツボにはまっていく。周りを巻き込んで、どこまでも下らない世界にズルズル落ちていく。
もう、たくさんだ。
勝手にしてくれ。勝手にくたばってくれ。だけど早く言ってくれ、たった一言、子供でも言えることを、すかしてないで言ってくれ。

女は、とうとう言えなかった。
痛い、痛い、と絶叫し、男達が離れると冷たい床にくずおれて、しかしさっさと上体起こすや、足を伸ばして足首そらして・・・何やってんだ?
てっきりマンコが腫れたのかと心配して近づく監督に、女優は大騒ぎのままで訴える。
足が痛い、つった、つった、足が痛いー!

要するに・・・おバカさんだったわけだ。
それだけのことだったのだ。
フェラもぶっかけも無かった、脱ぎだけ、電マ騒動だけっていう、オソマツ様コーナー。
しかし、こういう子はいっぱいいるのだ。この世間にウヨウヨしているのだ。
どういう蔓延だか、笑って済ませていいものかどうか。
AVなればこそが晒しえる、現代社会の真相、深層・・・。
みんなコーマンなんだ。
上から下まで、女から男まで、見てる奴見られてる奴、みーんな結局、コーマンに生きてるんだ。
まったく・・・。


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