AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 縛るメイクは美しい

<<   作成日時 : 2005/11/09 20:36   >>

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一応僕も男優特技のひとつに緊縛を上げてはいるものの、最近現場でお声がかからない。
まあブッチャケ素人に毛の生えた程度だから、いい加減見限られるのも仕方なしと大して気にもしていなかったのだが、どうも現状はそんな単純なものではないらしい。今や緊縛は決してダークでマニアックな世界ではなくなっているのだ。その事実を思い知らされたようなのが先日の現場。何と縛師は女性。それもヘアメイクさんが兼任していたのだ。

僕は元SM雑誌の編集者である。実質四か月程で夜逃げ同然に辞めてしまったのだが、とにかくその間に、緊縛という技術を間近で目にしていたことだけは確かだ。もっとも具体的に体で覚えたのは男優デビュー後の一年間、某マイナーメーカーのSM物にレギュラー出演していた頃で、それとて縛師兼監督から手とり足とり教わったというわけでもない。
要するに見よう見真似の現場飲み込み。とてもそれだけでカネのとれるテクではないが、まあオマケ程度にやってます、という線で今日までおこがましくも看板掲げてきた次第。

「私も見よう見真似ですから」
そう言って麻縄操る本日のロープアクター、驚くなかれのうら若きヘアメイクさん。
いやいやその腕前は確かなもの。実に丁寧に、さすが肌扱いならプロ中のプロ、一本一本、女優の手首足首に巻き付けていく姿は立派な縄職人、女流ゲージツ家。
とかくオヤジ縛師が幅をきかせる、いかにも過ぎの縄業界。
良くも悪くもオジさん達は自信満々、少々のことでは、痛いもキツいも許してくれない、そこを耐えるが被虐の入り口、俺の縛りはオンナをイかす、M女を啼かす、毎度の口上?
その点、初めて見物の女性縄師、同性ならではの繊細さ、という以上に御性格の表れか、痛さ苦しさをひとつひとつ確認しつつの受け身側にたっての心優しいお仕事ぶり。
緊縛という、一歩間違えばただの変態扱いされかねないアブノーマル行為に、何とも清々しい、さわやかの風が吹くとは、これぞエステ旋風、素晴らしきかな。

とは言え、そこは女性で、しかもこの方、なかなかの金星でもいらっしゃるのだ。
何せ長身にしてスタイル抜群、オシャレセンスは言わぬもがなの、ナチュラルファッショナブル。
ジーパン、Tシャツ、ちっちゃなお帽子と、さりげない仕事着なれど、見せるところはバッチリセクシー、包むところもお見事過ぎのヒップラインか、ビジュアルシルエット。
わずかに覗く素肌のトキメキ、見せるが仕事のAV女優も、およそ平気でスッポンポンでは今日の現場じゃ主役を張れない。
しかもキマッたロングヘア。軽いパーマで、こっちが麻縄?妖しき亜麻色髪暖簾。
なかなか美肌の本日のモデル嬢が全裸でM字開脚に拘束されているというのに、非情なる現実か、その場を囲む男達、特に汁男、遠目のスケベ、ジイーッと見てるはオンナ縛り師、縄の魔術師オンステージ。
たった一人でかくも雰囲気変えてくれるか、特殊技能派ヘアメイク、恐るべし。

女性で縛れる人がかつて皆無だったかというとそんなことはない。
ただそのことごとくが、いわゆる女王様、もしくは真性マゾパフォーマー。
このテの人達、とにかく格好がスナイパー色あふれすぎで、黒とか赤とか原色丸出し、チラチラ見せるがパンクかタトゥーか、歩くSMパブ、六本木ボンテージワールド。
揃いも揃ってこのノリではいい加減辟易したくなるのも我らSM大衆人。
そこへ彗星のごとく降臨された美容縄師のおネエさま。
ただでさえAV現場において女優以外の女性の存在くらいセクシャルなものはなし。
御本人にはあまりの失礼覚悟の上で、男はみんな内心ムラムラ、やっぱりプロよりシロートええなぁ、ああいう普通のオンナこそ、脱がしてぇなぁ、ハメてぇなあー。
そんな掃き溜めの鶴レディが、なんと目の前、緊縛こなす、美的にヤらしくカラダを縛る、お肉締め上げ、倒錯化粧。
おお、もっと強く、もっとキツくぅ・・・って、女王様だとちーと怖いけど、ヘアメイクさんなら多分優しい、きっと細やか、おいらも縛って、くくって吊るしてぇ・・・。
心のセクハラ、視姦ヴァージョン全開の、新鮮興奮たっぷり撮影、いや撮影外の特典サービス、どうもすいません、クイーンメイク様、お許しあれ。

どういう経路で緊縛を、なぜに縛るかロープスタイリスト、聞きたいことは山ほどあったが、いきなり聞けない、ついつい遠慮が、一般人への当然礼儀、社会の常識。
いやいや聞かぬが花とも、秘するが華とも申しまして。
よからぬ妄想、にわかに劣情、そのじれったさがまた性の奥義か、エロスの原点。
縛るメイクは、だから美しい。
マニアじゃないから、よっぽど麗しい。
こういう感動滅多に得られなくなっちまった厚化粧、サイボーグ路線ひた走りのAV迷宮。レズだ痴女だといつまで騒ぐか、時代はメイク、日常にこそ真のエロあり女神あり。
勉強し直せ業界人と、素直に反省、まさしく身もココロも引き締められる縄覚醒の日、頂戴致しました。






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