AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 偽オーディション、その一・・・牝犬女優

<<   作成日時 : 2005/11/20 21:45   >>

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「偽オーディションに集まった女優達をコワモテ監督達が身も心もブッ壊す!」(監督ばば★ザ★ばびぃ ナチュラルハイ)をやっと見た。とっくに九月発売されていた作品だが、180分の長尺もあってか、今回やっと全編拝見出来た次第。
正直、たまげた。半年前の撮影とはいえ、ドキュメント物なら大体どの作品の雰囲気も覚えているし、現場のテンションを超える完成商品にお目にかかることは残念ながら滅多にない。
ところがこの作品は違っていた。ここまでやってたか?!と目を疑う迫力だった。自分の中の凡庸だった記憶が粉々に砕け散った。
こんなとんでもない現場に僕もいたのか。確かにいるのだ。しゃあしゃあと座っているのだ。
それを見ている自分自身にゾッとしっぱなしの三時間だった。

とてもじゃないが一日で書ききれるほどの甘い内容ではない。登場する女優は四人であり、まさに四者四様、したがって四回に分けてそれぞれをじっくり検証させてもらおうと思う。
ちなみにコワモテ監督達とは、僕、松本和彦氏、沢木和也氏、そしてばば監督のこれまた四名である。

最初の女の子は、朝倉ありさ、二十一歳。
ごく普通の企画物女優である。男性経験は十人くらい。うちカレシとではないHは六人ほど。特に変わったセックスはしてこなかったが、エッチは好きで、相手さえいれば週に五日はヤりたい、とか。今は誰もいないので、たまに自分で買ったローターでオナニーの日々。
何の変哲もない、カネと好奇心だけの、当たり前すぎる新人女優だ。どこかボーっとしたしゃべり方で、表情は緊張のせいか終始冴えない。
とりあえずの華もない、このテの女の子に、寄ってたかって、何か芸しろ、物真似してみろ、女優なんだから役に成り切れ、と追いたてること自体、すでにとんだイジメである。
面接と称して台上に立たせ、精神的に容赦なく追い込み、罵倒と言葉責めで絞り上げる非情企画。
だが面白いのは、最初からかなり乱暴な口調で無礼極まる言葉の数々を浴びせられているというのに、この子の方の言葉使いが決して乱れないことだ。
あっという間に顔面は硬調し、困惑の色で真っ青に染まり続けるのだが、どんなにムカつく状況に追い込まれても、敬語を崩さない。
芸能人の物真似が出来ないと「すいませんでした」、犬の真似しろと言われれば「秋田犬やります」、チワワになれと言われれば「すいません。飼ったことないのでよくわかりません」、バター犬知ってるかと聞かれれば「女の人を舐める犬ですか・・・頑張ってみます」。
そしてその口調のまま彼女は象の真似をやらされ、象だからと素っ裸にされ、犬のオシッコポーズまでやらされるのだ。
台上で四つん這いのままグルグル回り、尻を高々と上げてアナルを丸出しにさせられても「恥ずかしくありません!」。

彼女にはミエミエのマゾ性は皆無だった。無愛想なくらいの顔つきのまま、グズグズした動作で愚劣な物真似を強いられていた。
にもかからはずあくまで礼儀を守り、従順に尽くそうとする姿勢は、このムッチリBODY娘のどこから来るのか。

彼女はAV女優である。舞台やテレビでの活動を望む一般的な意味での女優ではない。
では同じ新人でも、もし普通の女優であったなら、役につくためのオーディションとあらば、どうしただろう。迷うことなく要求されるままに物真似を必死でこなしただろう。芸能人だろうと馬だろうと犬だろうと、ためらうことなく歌って鳴いて四つん這いにだってなっただろう。無論、言葉使いにも最大限気をつけながら。
しかしもし一言、「脱いで」と言われたらどうしたか?
オシッコポーズだのバター犬だの、アナル見せろだの、そんなことまで面接官に言われたとしたら。
言うはずがないのだ。だから普通の彼女達はどんな間抜けな物真似だろうと喜々としてやってみせる。自分の演技力の素晴らしさを誇らし気に人前で披露する、馬や犬に全身全霊で成り切って。
一般の女優にとって芝居は絶対の法律なのだ。演技という裏打ちさえあればあらゆる自尊心も羞恥も捨て去れるのだ。役に成り切るという行為こそが、彼女達にとっての揺るぎない大義名分なのだ。

一方、AV女優の場合、普通の芝居くらい厄介なものはない。演技と聞くだけで雁字搦めになるほど、苦手で無理な注文だ。
AVに出て「芝居して」の一言なんて、言われるはずがない。ハナッからそう思っている。
彼女達に出来る役はまず一つだ。裸になること。セックスすること。Hを見せること。そういうことに頑張れる淫乱なオンナ。
エロという裏打ちがあるから彼女達も自尊心や羞恥を捨てられる。スケベであることがAVにおける至上の法律であり、彼女達にとっての大義名分であるのだ。

すでに象なら「パオー」、犬なら「ワン、ワン」「クーン、クーン」と鳴かされまくっているAV女優朝倉ありさ。
もちろん彼女はとっくに泣いている。物真似しろ、やる気あるんだろ、としょっぱなに怒鳴られた頃から涙目で、全裸の象真似の時点で涙ポロポロ。
ワンワンポーズのあたりではもう目も鼻も頬も真っ赤であり、それ以上しゃくり上げたり、わっと号泣してしまわないのが不思議なほど。
つまり彼女はとことん強い子のようだ。いや、どんどん強くなっていくのだ。
「恥ずかしくありません!」と言い切ったあたりからだろうか、彼女の犬声の返事がやけに元気よくなった。一気にテンションが上がり、せかされることもなくワンワン、クークーと、調子良く鳴き続けた。
明らかに開き直ったことは想像がつく。堂々と鳴いてみせることで、自棄になって自分を保とうとしている健気な姿もわかる。
しかしそれだけでもなさそうなのだ。
彼女の犬ぶりが一気にハマッたのはやはりバター犬としてフェラを始めてから。バタードロドロのチンチンだろうと、その後のケツの穴だろうと、女の御奉仕に勤しみだしてからの彼女は確実に変わった。犬に成り切ることでごく自然にエッチの世界で夢中になれる。
喰わえるという行為が、彼女を犬として発情させたのだ。
さらに電マで責められ、たちまちお漏らししてしまうという赤っ恥をかいたことが逆にいい弾みになったのか、その後の彼女は完璧な犬だった。
しかも真っ赤に腫らした両目をしっかりと見開いたまま、ひたすらしゃぶり続ける性の忠犬。
親のことや、VDや雑誌が出回って大勢に見られることや、今すでに沢山の男共に笑われていることや、そんな揶揄や嘲笑すらも彼女を高めるばかりだった。イラマチオされ腐ったトマトのような赤黒い顔にさせられても、彼女はますます興奮していくようだった。どんなにからかわれても、罵倒されても、赤目を剥き出しにして、ワンワンと、吠えるように繰り返す。もっともっととこちらに食い付いてくるような激しい勢いまで感じられるのだった。

灰皿に射精されたドロザーメンを飼い犬そのものでおいしそうに舐め上げ、すすり飲んでいる姿は一種異様だった。本当に飢えきった野性の牝犬がおぞましくなるほどに、そこに這っていた。
再び親の育て方がどうとか言われても彼女、いやそのメス犬はカメラに向かって、見る者達全員に向かって、ワンワンキャンキャン鳴くばかりだった。とうとうそのまま、一匹の白いメス犬は、地下室の固いコンクリートの上を、生まれたまんまの四つん這いで這って行ってしまったのだった。

宴会芸レベルの物真似さえマトモに出来なかった、恥ずかしくてやれなかった一人の素人女優が、脱いで喰わえて感じだした途端に立派な女優になった。バター犬という新劇やアングラの女優でもなかなかやりたがらないであろう難役を本能のままに申し分無く演じ切った。
彼女はまったくの新人である。並の性体験しか持ってないような普通の女の子である。
我々コワモテ監督達が彼女の秘めたる才能を引き出したとでもいうのか。
確かに公開面接というハードなシチュエーションが彼女の精神を揺さぶったことは事実だろう。見かけによらぬ度胸の良さや無自覚のマゾ性も否定できないだろう。
しかしながら彼女の後半のバター犬ぶりには文字通り鬼気迫るものがあった。我々のある意味パターン化した女優イジメをたしなめるような、本気のエネルギーに満ち満ちていた。
丁寧な言葉使い同様、それが彼女のオンナゆえの矜持だろうか。
エッチ以外何も売るものの無い存在としての、誇り高い自己証明だったのだろうか。

牝犬はどこまでも犬の鳴き声でしか答えてくれない。
メスという恐ろしさ、到底オスなんぞには手の届かない底深さ。
彼女は身も心も壊されたのではない。
朝倉ありさという仮の名の女が、このAVを見る男共ことごとくをブッ壊してやったのだ。


これでやっと第一章。
女という迷宮はまだまだ遠い道のり。
僕は逃げられない。女優を壊すことによってしか自己証明出来ない雇われ犬である以上、次なる面接に這って行くしかない・・・。









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