AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 天井よ、またお前か・・・。

<<   作成日時 : 2005/08/26 14:23   >>

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女を買った。90分。三万七千円。二か月ぶりくらいか。久々に行く馴染みの店。
フーゾクはSMクラブと決めている。一通りのジャンルは経験したが、セックスより恥辱&性感&ストーリープレイ、狭くてやかましいBGMの部屋が駄目、となると出張式のSMクラブしかない。

HPで指名。若すぎるのは遠慮する。最近160以上の子が好みになった。長いサラサラヘアが一番なのになぜかショートの子が多い。豊胸には仕事柄ウンザリだが貧乳も寂しい。ただしデブは論外。コメントを読み、キャピキャピしてるノリの子は避ける。スカトロとかアナルとか恥じらいのカケラもなさそうなドM嗜好の子も外す。人妻やタトゥーも生理的にNG。
先にホテルに入る。ベッドは実質10分程度しか使わないので極力広めの部屋を写真で探す。洗面台以外の大きな鏡も欲しい。引き回せるだけのスペースも欲しい。和室でないと鴨居がないのが困るが、フックや代わりのものがあればなんとかなる。薄汚れたでかいソファなんていつも邪魔なだけで目障り。
シャワーを浴びてひとりで待つ。バスローブの下は何もつけない。衣装の入った袋を中身を確認してから浴室の前に置く。パンストは裏返しになっていないか。チュチュとレオタードは両方あるか。髪飾りは汚れてないか。実物を見てからどちらを着せるか、考えてみる。
あとは待つだけだ。予想外に早く来ることは少ない。道に迷って一時間も遅れて来た子もいた。それは例外だが、なにもすることのない時間はいつも不安定だ。待つ、待たされるだけの空間はどうにも落ち着かない。
ベッドに寝転がる。天井を見上げる。
もう何回目の天井だろう。必ず火災予防の丸い頭がくっついていて、あとはクリーム色のガランとした広がりがほとんど。なんの表情もない。誰の顔にもならない。ただ僕をいつもいつも飽きもせず見下ろしている。それだけのヒマな、つまらない、お前。

90分後。いや正確にはひとりでフロにつかったあとだから約2時間後か。
僕はまた天井と差し向かい。30前後の頃はタイマーをセットしてひと眠りしたものだ。いまは夜眠れなくなるので布団をかぶって横になるだけ。グッタリ疲れた体を重たい底へ沈めるだけ。首から上を、静かで平凡な曲のなかへさらす。ズブ濡れになっちまった長い後ろ髪。たちまち汗だくになる40過ぎの素っ裸。いつもの成りゆき。

天井はなにも言わない。僕にも言葉はない。しばらくのカラッポ。
そして込み上げてきそうになる。無性に耐え難い想いでいっぱいになる。
開いたままの、睡魔はあっても閉じられない目蓋。別になにもあふれやしないが。決して熱いものなんて、どこにもこぼれ落ちたりすることはないが。
ただ迫り来るような、狂おしいような、とにかくたったひとりなんだ。この地上で、果てしなく広大な世界で、今、ひとりなんだ。誰もここにいることを、僕がこうしていることを一人として知らないんだ。知ろうとも思わないんだ。
それが僕だ。ずっと僕だ。いつまでたっても僕だ。
死ぬまで。きっと死んじまうまで。
何をした。僕は・・・・。
何かをしたからこうなったのか。何もしなかったからこうなったのか。
天井。見えているのは、お前だけ。
またお前だけ。

こんなことを書いてどうなるか、どうにでもなるがいい。
汚らわしい、男のクズ、哀れなもの、女をバカにして、最低、キモッ!
その通りだ。
どうせ誰もいない。誰も僕にはいない。使い捨ての優しさ。都合のいい言葉のオモチャ。
あなたはひとりじゃないだろう?結局誰かいるだろう?僕みたいな奴をいくらとことん否定しても、抹殺しても無駄なことだ。
いくらでもいるから。本当にひとりで、ひとりを気取ってるわけじゃなくて、ひとりがたまらなく苦しくて耐えられなくて、店をくぐる奴。天井につぶやく奴。

甘えてるだけじゃん。そう、フーザク嬢にしか。あなたにはいるんでしょ、すぐ側に。
今にきっと。いつですか?何の根拠もない戯れ言はいい加減にしてほしい。
自分からもっと。やりました。散々やってきました。結論はひとつ。モテない奴はモテない。
努力すれば。何をどう?絶対のマニュアルなんてどこに?第一あなたはどんな努力しました?本当に必死で頑張ったんですか?気がついたら・・・じゃないんですか。

もういい。わかってる。まったくの無意味。不毛でしかないこと。
でも、みんなこう言ったなあ。
毎日来ます。
おやすみなさい。
続けて下さい。
ありがとうございます。
お元気ですか。
心配してます。
きっとあなたを・・・・。

こんなことを書いてどうなるのか。どうにもならない。ならないのに書いているのは、今日も僕だけ。
誰もなにもしてくれない。一行さえ、ない。
また天井に、会いに行くか・・・・。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「ひとりでいるのが好きだから」強がっている訳ではなくそう思うのです。
けれど、たまにひとりでいる事が、どうしようもなく淋しく、辛い。

そんな時、他人の孤独がいとおしくなるのです。
誰かの淋しさに、私だけじゃないんだと。
救われる、安堵を覚えるのです。

辻丸さんの孤独がいとおしい…
こんなことはただの戯れで、会った事のない他人同士のキレイゴト、
ある種のファンタジーだったとしても…

貴方の日記に、何度も救われています。
まい
2005/08/27 00:42
ありがとう。でも今の僕には余裕がありません。
救い。それこそ僕の本望です。でもそれが全然わからないと・・・なんのために、誰のために書いているのか・・・。
本当に救えてますか。僕にはわからないです。たったの一行もない日々では・・・。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
でも今の僕は上に書いてる通りです。どうせ誰もなにもしてくれない。一行さえない。だったらもう書いてても生きてても仕方がない・・・・。
返事ありがとう。ただ久しぶりすぎて・・・哀しいです。
ごめんなさい。ありがとう。また一行でも・・・下さい。
辻丸耕平
2005/08/27 16:21

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