AV落人辻丸の言霊〜殉教録〜

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zoom RSS 鬼畜の原点〜「口虫暴力」〜

<<   作成日時 : 2005/07/19 20:59   >>

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僕は鬼畜男優と呼ばれている。それを否定する気はない。
ただ、いつからそんな風に呼ばれる人間になっていたか、僕の男優としての原点はどこか、と考え始めると、やはりこの作品を思い出さずにはいられない。
「口虫暴力」(V&Rプランニング・・・・昨年DVD化)
僕は28才。まだ出演歴は17本。
女優は、さくら、という19才には見えない大柄な女性だった。
彼女は真性Mだった。スパンキングもアナルもスカトロも、当時としては珍しくNGゼロだった。その肉体派マゾ女が、撮影途中でこう言った。涙声で・・・。
「撮影やめたい・・・肉体的にはともかく・・・精神的に・・・これ以上は・・・」
ハンパな数ではないビンタだった。靴をはいたまま蹴り続けた。抜けるほど髪をつかんでしごきまくった。アナルファック、飲尿、ぶっかけ。浣腸して漏したものを顔を押さえ付けて舐めさせた。
ただ彼女は、親のことやプライベートな質問にだけは、頑に拒否を貫いた。

僕はどうしてここまでの暴力が振るえたのか。DVD化されたものを16年ぶりに見ながら最初はわからなかった。そのうち彼女のひとことで合点がいった。
「あたし、なにも考えてないんだなって・・・」
なにも考えずに幸せな日常生活を送っていた若い女が、またなにも考えずにマゾに溺れAV女優になった。ビンタも蹴りもスカトロも彼女にとっては思考無用の桃源郷。あげくがミミズやゴカイに全身まみれての汚物陶酔・・・なにも考えてないから・・・なにも考えてないから・・・。
僕にはそれが許せなかった。断固としてそれは憎むべき所行だった。
彼女の自由さ、無責任さ、無鉄砲さ、その幸せな生き方・・・。
僕は彼女の幸福を憎悪した。嫉妬した。そして断罪した。

AV女優であることの幸福・・・裸になれる自由さ、本番してしまう無責任さ、SMや中出しにまで辿り着く無鉄砲さ、その幸せな笑顔に満ちた生き方・・・「なにも考えてない」・・・それらをすべて否定することが僕の、僕だけの原点のようだ。17年間変わることのない挑戦、飢え、孤立・・そしてそれこそが屈折した裏返しの求愛?告白?慟哭?

しかし、ひとつだけ他と違うことがある。
その罰として僕は、暴力を選んでいる。後にも先にもここまで暴力を行使した現場はない。ここには言葉責めさえサブに成り下がり口より先に手が足が乱れ出ている。
暴力のための暴力。快感などない。もちろん倒錯した性愛もない。欲情もしていない。
言葉嬲りという求愛のカケラも見せず、僕はひたすら暴力的に行動していた。それだけが画面上の事実だった。

わからない。わかるつもりでこの項をおこした。ここに自分の原点があると思っていた。
やっぱりただのサディスト?それを頑に認めたくないだけ・・・?
いや、まだ違う。まだそこまで・・・みえていない。
こんな作品はこれ一本だけのつもりだから。
似た様な作品でもあくまでメインは言葉責めだから。愛されざる者の加虐の訴えだから。
これだけが違う。この作品だけを残して僕はあてのない流人になった。罵詈雑言にすがるだけの不毛の恋愛奴になった。だからこそ安易に無視して済ませられない。
僕は強烈にこの現場で生きていた。今でもその空気を肉体を覚えている。
わからないから、永遠に不可解だから、原点なのか。自分がいつか戻っていく苦々しい墓石なのか。

僕はプライベートで女性に暴力を振るったことはない。殴ったことなんて一度もない。
そもそも殴りたいという発想が湧かない。優しいとか良識とかではなく、女性と暴力が僕のなかではまったくクロスしない。
そんな僕が16年前、殴り続けていた。無抵抗の女性に暴力をぶつけていた。
わからない。
なぜこんな項を書いたのかもわからない。
このタイトルをどうして変更しなかったのかも、わからない・・・。







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